stereo 1月号「音の見える部屋 オーディオと在る人」

今月の人:古城資久さん~兵庫編②

「はらりと上着一枚をひっかけて、すたこら歩いても汗をかかない快適な季節になったこともあって、ひさしぶりに取材旅行へ出ることにした。エリアは兵庫。赤穂を皮切りに、瀬戸内海を渡って淡路島、最後に神戸市内のルートで3カ所を回る。まずは播州赤穂駅に到着し、迎えに来てくれた古城資久さんと対面。上着一枚ではなく、Tシャツ一枚の格好だった。…」

【イベント情報】12/22・23・24 共立電子オーディオイベント 2018冬

第4回を迎える Stereo×パイオニア×共立電子 共同イベント「3社共催クラフトオーディオイベント 2018冬」、今年を締めくくる内容盛りだくさんの大型オーディオイベントとして開催日時が決定しました! 年の瀬の忙しい時期ではございますが、是非みなさまお誘い合わせの上、お気軽にご参加ください。


第4回 Stereo×パイオニア×共立電子 3社共催クラフトオーディオイベント 2018冬

・開催場所:大阪・日本橋 シリコンハウス3F(ものづくり工作室)
・開催日時:2018年12月22日(土)~12月24日(祝)11:00~17:00 【※12/24(祝)のみ15:00まで】
・入場料:入場・特別試聴会ともに無料(どなたでも入場いただけます)

・特別試聴会(約90分)
第1回 11:00~
第2回 13:30~
第3回 15:30~【※12/22(土)・12/23(日)のみ】

※「中の人」として、炭山アキラ先生、パイオニア社エンジニア、ステレオ誌編集者が参加予定です
※ イベント内容、参加者は都合により当日変更となることがあります
※ このイベントは成功裏に終了いたしました。歳末のお忙しい中、たくさんのご来場ありがとうございました。


炭山アキラ先生設計作品を展示・試聴!

・炭山アキラ先生設計・監修
鳥形バックロードホーンキット 炭山アキラモデル「チュウサギ」(KP-BSP009)
 http://eleshop.jp/shop/g/g402652/

・炭山アキラ先生設計・監修
鳥形マトリクス バックロードホーン「イソシギ」(BSP010)

・炭山アキラ先生設計・監修
鳥形バックロードホーンキット 炭山アキラモデル「コサギ」 (KP-BSP003)
http://eleshop.jp/shop/g/g402615/


話題の新商品もズラリ!

・「技術には、その上がある」パイオニア USBサウンドクオリティアップグレーダー
BonnesNotes DRESSING APS-DR008
http://eleshop.jp/shop/g/gIAI311/

・「原点に帰り、原点を超えた」 共立電子産業オリジナル パイオニア製
BonnesNotes「10cmDVC(ダブルボイスコイル)スピーカ:DVC-1000」
 http://eleshop.jp/shop/g/gI5P311/

・DVC-1000専用キャビネット BonnesNotes
KP-BSP006:「【raison d’être】BR」ダウンファイヤ型Bi-Directionalポート搭載バスレフ
http://eleshop.jp/shop/g/g402631/

・マトリクススピーカーエンクロージャーキット レゾンデートルMX
KP-BSP007:「【raison d’être】MX」
http://eleshop.jp/shop/g/g402632/

オーディオの総合月刊誌「stereo」2019年1月号、好評発売中!

■ Stereo 2019年1月号

【特別定価】¥1,200 (税込)
【判型】B5
【発行】2018年12月
【商品コード】051901

本誌のお買い求めは こちらから


【特集】デザインするオーディオ

・なんてったってデザインが好きなのだ(田中伊佐資)
・我が愛しのデザイン、忘れられないコンポ
(山之内 正/鈴木 裕/生形三郎/岩井 喬/上田高志/編集部)
・コレクターズ・チョイス ヒストリカル・デザイン・オーディオ(キヨトマモル)
対談 オーディオの音とデザインの調和は可能か
~格好のよいコンポが欲しい(潮 晴男 × 土方久明)
コラム オーディオデザイナーは語る「必要な条件が形に反映されるレコードプレーヤーやアームのデザインが楽しい」(47研究所 木村準二)
特別企画 ビートルズプレーヤーってどうなの?
ー ジャケ論 レコード・ジャケットデザインの変遷~(植村和紀)
ー ビートルズプレーヤーってどうなの?(植村和紀×田中伊佐資)

第2特集】アナログ音質アップ大作戦

・窮極の音質チューニング analogmagikでセットアップはここまで追い込める(鈴木裕)
・最新アナログアクセサリー徹底検証(林正儀)
1.ヘッドシェル:ポイントは素材と重さ
2.アースケーブル:高級素材が続々投入
3.リード線:微小ながら決定的効果
4.フォノケーブル:線材、構造。百花繚乱
5.除電・消磁:レコード盤の大敵に備える

短期集中特集】

■ もっと低音を!第4回 サブウーファー専用スピーカーを用意する(ワイエスクラフト 佐藤勇治)
ーサブウーファーにはどんなスピーカーがいいのか
ー既存のスピーカーシステムをサブウーファーとする場合
ーサブウーファー専用のものを用意する場合
ー試聴
※ 誌面で紹介した BASS Channel Divider は、2019年2月19日発売の Stereo編 ONTOMO MOOK「これで決まる! 本物の低音力」の特別付録です。

■ バスレフ型禁止のスピーカー競作2018・製作記(3)(生形三郎)
目指せ、ハイエンド機のクォリティ 木工の心得がなくともリファレンス音質は譲れない!
「STB-1 “Mont Blanc” 製作記」


Stereo試聴室★話題の新製品を聴く

(石田善之/生形三郎/鈴木 裕/須藤一郎/角田郁雄/福田雅光/藤岡 誠/山之内 正
:遠藤正奥[解説])

・[ アナログプレーヤー ] ラックスマン PD-151
・[ SACDプレーヤー ] エソテリック K-07Xs
・[ プリ・メインアンプ ]デノン PMA-800NE
・[ プリ・メインアンプ ]オーラ vita Premium Black Edition
・[ プリ・メインアンプ ]アキュフェーズ E-480
・[ スピーカーシステム ]クリプトン KX-3Spirit
・[ スピーカーシステム ]JBL L100 Classic


注目製品ファイル

・[ プリアンプ ] ヤマハ C-5000/M-5000(小林貢)
・[ プリ・メインアンプ ] ヘーゲル H190(井上千岳)
・[ フォノイコライザーアンプ ] オーロラサウンド Vida Prima(鈴木裕)
・[ スピーカーシステム ] エラック Vela FS407(小林貢)
・[ スピーカーシステム ] モニターオーディオ Studio(井上千岳)
・[ スピーカーシステム ] ファインオーディオ F502(林正儀)

・アクセサリーファイル

[ MC昇圧トランス ]オーディオテクニカ AT-SUT1000シリーズ(岩井喬)

・新商品ニュース(峰尾昌男)


新連載

・俺流スピーカー!邪道を往く(アクロージュファニチャー × 編集部)
・カートリッジ物語・スペシャル企画 カートリッジ偉人伝 第1回「海老沢 徹」(井上千岳)

連載

・ サウンドフォーカス ~音楽とオーディオが出会う時/
「THE STELLAR NIGHTS GRAND ORCHESTRA = 星降る夜はオーケストラ」吉田 健・奥村 愛
(生形三郎)
・ 音の見える部屋 オーディオと在る人 第84回 兵庫編(1) 今月の人:古城資久さん(田中伊佐資)
・ いい音いい場所いいお店「Jammin’」(上田高志)
・ カートリッジ物語「音溝のマイスター列伝」/第16回「デノン」(井上千岳)
・ オーディオクラフト予告編:新登場 フォステクス FE168NS
・この音を聴け! 今月の変態ソフト選手権(炭山アキラ+高崎素行)
・楽しいポップ・ロック再生! イワタ塾(岩田由記夫)
・どう聴けばいいのか?MQA-CD(土方久明)
・使い方を知る~オーディオの新常識~「アクセサリー試聴会」(福田雅光)
・火の鳥電機「ランプのLED化」(峰尾昌男)
・音溝に刻まれた昭和流行歌史「ビクターの草創期」(篠田寛一)
・オーディオを科学する「TIASの厳選注目モデル」(柴崎 功)
・テラシマ円盤堂(寺島靖国)
・ヴィニジャン~アナログの壺~「2018年散財白書」(田中伊佐資)
・クラフト・ヴィンテージ「真空管ハイブリッド・プリメインアンプ用電源フィルターの制作」(キヨトマモル)
・編集部へのお客様
トライアングル顧問 Derek W. Cheng デレク W.チェン (小林貢)
アバンギャルド国際セールス Jerome Andre ジェローム・アンドレ(林 正儀)

不定期連載

・家庭音楽再生機への招待「ラックスマンの真空管セパレートアンプ」(生形三郎)


ステレオ・ディスク・コレクション

・今月の優秀録音盤(福田雅光)
・今月の特選盤(石田善之/林 正儀/鈴木 裕/田中伊佐資/広瀬大介)
・今月の話題盤 [ クラシック ](浅里公三)
・今月の話題盤 [ ジャズ ](市川正二)
・今月の話題盤 [ ロック・ポピュラー ](宇田和弘)
・今月の話題盤 [ 日本のポピュラー ](増渕英紀)


Stereo TOPICS

・「ベルリン・フィル・レコーディングスが2018年秋・冬のリリースを発表」


注目記事

■ 緊急企画!  あのGuitar magazineが、(お土産片手に)試聴室にやってきた!!
■ ステレオ時代@Stereo試聴室~試聴室に充満するセクシーボイス(藤木TDC)
■ ONTOMO Shop商品のルーツを求めて
新日本無線(JRC)訪問記~小さなデバイスがもたらす大きな変化!~
■ 2018年度(56回) レコード芸術 レコードアカデミー賞総評 受賞ディスク一覧

■ 音の余白に(岩出和美)
■ 今月のSACD~復刻盤編 (岩間哲男)

■ マークオーディオ専任デザイナー Dr.スコットが新商品2機種を解説!
第2回「コンパクトフロアスタンド」

※ オンラインショップ ONTOMO Shopにて予約受付中の「コンパクトフロアスタンド」解説

■ 次号予告
■ BOOKS
■ TOWN INFORMATION(オーディオ・トピックス・放送)


編集部だより

オーディオとは、生活空間を豊かにするものです。

趣味としてのオーディオはつい音質の面ばかりが語られることが多いものですが、今回はあえてオーディオをデザインから捉えてみました。あくまで私見ですが、デザインのいいオーディオって見てるだけでも楽しめるし、音が多少ショボくても許せるものです。ステレオ的な感性でデザインから捉えた時、今までにあまり知られてこなかった、新たな名機がほんのり浮き彫りとなりました。

真剣に音質にのめり込むのもいいですが、たまにはこういうのもどうでしょう?

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>> 「Stereo」姉妹誌「レコード芸術」は毎月20日発売!併せてご愛読ください。詳しくは こちらから
>> 「Stereo」コラボ企画商品のお求めは こちらから

オンランショップ「ontomo shop」情報

年に一度のチャンス!

オンラインショップ「ONTOMO Shop」をご愛顧いただいている感謝の気持ちを込めて、スピーカー・キットなどのオーディオ関連をはじめ、全商品を対象(一部対象外商品があります)とした特典をご用意しました。

期間:2018年12月18日(火)~2019年2月12日(火)11:30
対象商品:ダウンロード商品を除く全商品

特典1:全商品が対象! 10%OFF!
MOOK付録のマークオーディオ製スピーカーユニットに対応するエンクロージュア・キット3機種や、MOOK付録の真空管キット用ウッドケースなど、新商品の予約注文も対象!
※ダウンロード商品を除く

特典2:全エンクロージュア・キットが対象! 対応するスピーカーユニットをプレゼント!
昨年のMOOK付録で話題となった「QWT型エンクロージャー・キット」や、人気のバックロードホーン・キットにも、対応するスピーカーユニットをお付けしています!
※マークオーディオ対応のエンクロージュア・キットは対象外です

≫ キャンペーン特設サイトはこちらです


新商品ぞくぞく登場!

ブラックウォールナット 真空管キット用ケース

無垢の家具を製作する神楽坂の工房がデザイン!
真空管キットをはめ込めば、あの伝統シリーズのミニチュア版に。

只今、予約受付中。2019年2月上旬~中旬ごろ発送予定です。
※ 写真はサンプルです。製品化にあたり、仕様および外観は改良のため変更となることがあります。
※ 職人による手作り製品のため大量生産はできず、数量限定での販売となります。在庫がなくなり次第、販売終了となります。【大好評につき、予約終了いたしました(2018年12月20日追記)】
※ このエンクロージュアキットは、ONTOMO MOOK付録 真空管ハイブリッドプリメインアンプ・キット、真空管ハーモナイザー・キット 対応です。
※ 「真空管ハイブリッドプリメインアンプ・キット」「真空管ハーモナイザー・キット」は別売りです。


Dr.スコットモデル 「コンパクトフロアスタンド」

マークオーディオ専任デザイナーが設計したトールボーイ型クオーターウェーブ!
重量感のある低域再生を楽しめます。

只今、予約受付中。2018年12月下旬~2019年上旬ごろ発送予定です。
※ このエンクロージュアキットは、マークオーディオ製 8cmフルレンジ・スピーカーユニット OM-MF5 対応です。
※ スピーカー・ユニットは別売りです。こちらよりお求めください。


Dr.スコットモデル 「ラビリンス」
トランスミッションラインタイプ

マークオーディオ専任デザイナーが、長年の経験をもとに
得意としているコンパクト音響迷路の原理で設計した小型ブックシェルフ!

※ このエンクロージュアキットは、マークオーディオ製 8cmフルレンジ・スピーカーユニット OM-MF5 対応です。
※ スピーカー・ユニットは別売りです。こちらよりお求めください。


「Bonnes Notes」 DRESSING APS-DR000T

空いているUSBポートに挿すだけで解像度と音場感をアップ!
スルータイプのサウンドアップグレーダー。

※ この商品は、「USB サウンド クオリティ アップグレーダー」です。USBメモリーではありません。

注目の真空管付録シリーズ 第2弾発売!「朗音! 真空管アンプの愉悦」

とうとう、真空管アンプが付録になりました!
コンパクトで、組み立て簡単でも、音は本格派。

発売後、即完売となった「快音! 真空管サウンドに癒される 特別付録:ラックスマン製真空管ハーモナイザー・キット」に続く、真空管付録シリーズ第2弾。いよいよ真空管ハイブリッド・プリメインアンプ・キットの登場です!

プリ部に真空管12AU7、パワー部はA/B級のアナログアンプというハイブリッド構成で、真空管サウンドが簡単かつコンパクトに楽しめるアンプです。しかも今回は入力を2系統設けたので、PCやCDプレーヤーなどをスイッチで簡単に切り替えられます。本誌では、キットの製作に加え真空管やコンデンサの交換、シャーシのドレスアップなども掲載。自分好みのアンプにアレンジする楽しみも満載です。

[目次]

- 真空管ハイブリット・プリメインアンプ・キットを組み立てる
-LXV-OT7回路図
-真空管ハイブリッド・プリメインアンプ こだわりのポイントを聞く
(インタビュー ラックスマン開発陣)
-真空管ハイブリット・プリメインを改造
-初級編/真空管を交換して音の違いを楽しむ
-中級編/シャーシをデコレーションして楽しむ 製作例(ARMY Model,Wood Model,Leater Model)(取材協力・文=キヨトマモル)
-上級編/コンデンサを交換して自分好みにカスタマイズ(取材協力・文=キヨトマモル)
-カップリングコンデンサを交換、出力段のコンデンサを交換
-ジャンル別 コンデンサ組合せを楽しもう
(ジャズ編/ロック編/クララシック編(文=キヨトマモル)
-真空管ハイブリッド・プリメイン改造モデル大試聴会
-ラックスマン最新の真空管アンプ
-ネオ・クラシコⅡシリーズを聴く(文=鈴木裕)
-真空管案で聴きたい、AOR10枚 玉の名曲選

[主な仕様]

本体 LXV-OT7 

・定格出力:3W+3W(8Ω)、5W+5W(4Ω)
・入力感度:180mV
・入力インピーダンス:50kΩ
・周波数特性:20Hz~100kHz(-2.0dB)
・全高調波歪率:0.13%(1kHz)
・S/N(IHF-A):94dB
・消費電力:9.3W(電気用品安全法による)、3.4V(無信号時)
・重量:656g(本体のみ)
・外形寸法:W138 × H120 × D88mm (ノブ、端子含む)
・電源:DC15V

付属ACアダプター(BYX-1501500)

・定格電圧・定格周波数:100-240V~・50/60Hz
・定格電流:0.43A

[内容物]

・シャーシ(底板、天板、フロントパネル、リアパネル)
・完成基板
・真空管(12AU7)
・ゴム脚
・ボリュームつまみ
・アンプIC用放熱板
・基板固定用リベット(3個)
・セレクタースイッチノブ
・アンプICと放熱板、シャーシを固定するネジセット
(ナベワッシャーヘッドネジ、スプリングワッシャー、ナット)
・ボリュームつまみとシャーシを固定するネジセット
(ナット、ワッシャー2個)
・基板上アース用ネジ
・シャーシ及び端子類固定ネジ(15本)
・電源コード
・ACアダプター

[必要なもの]

・プラスドライバー(本キットはタッピングネジを採用しています。刃先がしっかりした、力を入れやすいドライバーをご用意ください)


Stereo 編  ONTOMO MOOK 朗音! 真空管アンプの愉悦
特別付録:ラックスマン製真空管ハイブリッドプリメインアンプ・キット

【定価】 16,200 円 ( 本体15,000 円)
【判型・頁数】 A4・24頁
【発行年月】 2018年12月
【ISBNコード】 9784276962873
【商品コード】 962870

ご注文はこちらから。

【イベント情報】12/21・24 Fostexショールームイベントのお知らせ

Fostex 6.5″ 2way Project Phase 7

「ロクハン」2ウェイの開発プロセスを公開するプロジェクトの第7回。

Fostexショールームでは12月21日(金)、6.5″ 2ウェイ モデルの開発プロセスを公開する【Fostex 6.5″ 2way Project】の7回目のイベントを開催します。このプロジェクトは1年間かけて開発する2way スピーカーの開発プロセスを定期的に公開し、製品のコンセプトや技術的アプローチについて弊社エンジニアが解説していくものです。

第7回のテーマも引き続き「ネットワーク」です。前回は1次(6dB/oct)のネットワークを中心に様々なパターンの試聴と検証を行いました。今回は2次(12dB/oct)のネットワークを中心に試聴と検証を行います。

常連の方々のみならず、初めて参加される方もお待ちしております。

※開発プロセスの進捗よって内容は変更となることがあります

【 Fostex 6.5″ 2way Project Phase 7 

●日時 : 2018年12月21日(金) 18:00〜20:30
●場所 : 東京都世田谷区玉川3-9-3 Stream Tamagawa 1FA
Fostexショールーム Anfelit (TEL : 03-6672-1124)

ご予約・お問い合わせ : Fostexショールーム Anfelit(03-6672-1124 / 11:00〜19:30 水曜定休)
ウェブサイトからのご予約はこちらからお願いします。
※当イベントについてはショールームまで直接お問い合わせ下さい。


T96A-RE とバックロードを組み合わせる

ホーンツィーター T96A-RE の様々な使い方をご紹介。

Fostexショールームでは12月24日(祝・月)、新登場のホーンツィーター T96A-RE と様々なバックロード・ホーンを組み合わせる試聴会を開催します。

同じく新登場の FE168NS を使用したバックロード・ホーンや、FE108-Sol 搭載の D101-S(スーパースワン)との組み合わせも試聴/検証します。

バックロード・ホーンと組み合わせた時の T96A-RE のパフォーマンスを是非ご体験ください。

【 T96A-RE とバックロードを組み合わせる 

●日時 : 2018年12月24日(月・祝) 14:00〜15:30
●場所 : 東京都世田谷区玉川3-9-3 Stream Tamagawa 1FA
Fostexショールーム Anfelit (TEL : 03-6672-1124)

ご予約・お問い合わせ : Fostexショールーム Anfelit(03-6672-1124 / 11:00〜19:30 水曜定休)
ウェブサイトからのご予約はこちらからお願いします。
※当イベントについてはショールームまで直接お問い合わせ下さい。

【イベント情報】12/15 「新登場の16cmフルレンジFE168NSとホーンスーパーツィーターT96A-REを聴く」

12月からレギュラー機種として販売が始まる16cmフルレンジFE168NS と、 数量限定で販売されるホーンスーパーツィーターT96A-RE について、その音と性能を探ってみましょう。 FE168NSのエンクロージュアはバスレフ型とバックロードホーンの両方で、 T96A-REの方はバックロードホーンに上乗せしてお聴き頂きます。

試聴機
  • FE168NS+バックロードホーン形エンクロージュア(取扱説明書掲載の作例を使用)
  • FE168NS+バスレフ型エンクロージュア(BK165WB2を使用)
開催
  • 於 :コイズミ無線 本店 (東京都千代田区外神田4-5-5 アキバ三滝館2階 TEL:03-3251-7811)
  • 日時:2018年12月15日(土) 13:00~15:00
  • 講師:浅生 昉 氏

※このイベントはコイズミ無線主催のイベントです。詳細は下記へお問い合わせください。
コイズミ無線 本店 http://www.koizumi-musen.com/index.php

オーディオサークル『ミューズの方舟』主催 「自作スピーカーコンテスト2018」レポート

故・長岡鉄男氏の呼び掛けにより発足したオーディオサークルミューズの方舟主催の「自作スピーカーコンテスト(旧称『サウンドフェスティバル』)が、去る2018年12月9日(日)に東京の品川区で行われました。

今年は「スキャンスピーク 10F/8414G10を1発」というレギュレーションのもと、個性あふれる力作8作が披露されました。来場者には事前に投票用紙を渡され、この中から「音質」「アイディア」「ルックス」の3項目で1作品のみ自分がよいと思う作品に投票するというシステムが採られています。そして、前述の3項目を合計した「総得点」も表彰の対象とし、合計4部門での賞レースとなります。

▲来場者も審査員として投票するシステム。さあ、今年はどのような結果となるのか・・・。


浅川法之氏作『COOL6』
2個対抗型のドロンコーンを内部に設置。低域の補強およびドロンコーンからの中高域の放射による音像定位の乱れを防ぐための工夫として、側面から後方へ向かって6の字型に音を逃がす形が採用されている。その形と、寒色のペイントから連想される「クール」が作品名の由来となっている。

八杉幸浩氏作『LEGOスピーカー69号機』
その名の通り、レゴブロックで作成された内部補強構造のフロントホーン・バスレフ方式スピーカーシステム。特別な工具も必要なく、部屋を汚さず、怪我もせず、パーツを組み替えるだけで気軽にいじって遊べる、しかもオーディオ理論的にもかなっているという特性を最大限に活かしている。

田中博志氏作『CORE壱号』
10mm厚のアクリル板を使用し、SDM(System Direct Mount)方式と、サーボ・パッシブ・ラジエター方式を採用。パッシブユニットを3本、ドライバーと合わせて4本、前後左右に配置。中心の一点(CORE)からエネルギーを発するイメージで、ブレのない力強い低音再生を狙う。

白須俊明氏作『CLCL8 DB-2改』
ダブルバスレフ和紙太鼓スピーカー。ダブルバスレフの第一室はボックス構造とし、第二室の側面・背面は大きくくり抜いて江戸唐紙の最高級手漉き和紙を貼付。スピーカーの振動を制振するのではなく、あえて振動させることで減衰させるという考えのもと、タブーを承知で挑む意欲作。

谷本裕昭氏作『ザウルスBSP-2018』
小型・軽量のバッフル型後面開放スピーカーシステム。スピーカーユニットの振動板に追従して振動するバッフル盤面構造で、B2サイズの紙とスチロール合板を接着剤を使用せず、折り曲げるだけで組み上げたフルオープン構造。キャビネットの表面には「工芸うるし」を数回塗布している。

渡邊倫宏氏作『VIBRA-ARK』
岡山にて創作家具・アンティーク家具修復工房を営む氏の、職人らしい細部まで繊細な配慮が施されたステレオ一体型コンビネーションホーン。贅沢にもオーク、ローズウッド、マホガニーの無垢材を使用。手触り、見た目、機能的にも家具であると同時にもはや楽器。

※『VIBRA-ARK』は販売もしているそうです。詳細はお問い合わせください。
Master of Salvage
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『VA030』(限定生産品)前面板・反射板:ローズウッド 320,000円(税別)
『VA031』 前面板・反射板:カリン(共にローズウッド仕上げ) 240,000円(税別)
『VA032』 前面板・反射板:タガヤサン 220,000円(税別)
W1140 × H350 × D280mm(脚部130mm)

河野雅幸氏作『K-83 鬼斬 Ver.2.0』
広島より参戦。学校の音楽室の環境をスピーカー内部に持ち込んだという、見た目にもインパクト大な「食欲を刺激するスピーカー」。Stereo誌の「工作人間」でも掲載実績があるという初代『鬼斬』のセルフカバー作品で、鬼のように鋸溝を切り込む作業から作品名が付けられたという逸話も。

河辺倉司氏作『SIDBR31W4』
こちらは愛知より参戦。密閉型エンクロージュア内にポリプロピレン製のドームバスレフを取り込むことで、バスレフの欠点でもある歪みの解消を試みたモデル。使用木材はフローリング用の合版。サイズも小さくシンプルな構造ながら、スーパーウーファーを必要としない重低音を目指す。


以上が配布された資料をもとにした簡易説明となりますが、この8作品の中から来場者による「音質」「アイディア」「ルックス」のそれぞれの分野で最もよかったものに対し一票ずつの投票が行われます。さらに、それらを合計した「総得点」の多かった人が表彰されます。

 

結果は・・・

 

 

 

 

 

「音質」河野雅幸氏作『K-83 鬼斬 Ver.20.』
「アイディア」白須俊明氏『CLCL8 DB-2改』
「ルックス」河野雅幸氏作『K-83 鬼斬 Ver.20.』

そして、総得点での受賞は「音質」「ルックス」で圧倒的投票だった
河野雅幸氏作『K-83 鬼斬 Ver.20.』となりました!

「アイディア」の分野で受賞された白須氏は、昨年の作品『アルプス』で「ルックス」賞に続いての受賞でした。そして、来場者のほぼ全員が「音質」「アイディア」「ルックス」のいずれかに投票したのではないかと思ってしまうほど、圧倒的な得票だったのが河野氏の作品『K-83 鬼斬 Ver.2.0』でした。それぞれの分野で一票ずつしか投票できないシステムであるにも関わらず、複数の分野で受賞できたのは、河野氏が元ギタリストだったという「耳」と、印象的なルックスを両立させ得た技術のなせる「業」だったのかもしれませんね。最後は「鬼」が笑うという結果となりました。

受賞のコメントの際に河野氏が、実は先の豪雨で被害を受けてしまったという話をされていました。今回は地方から参加された方も多く、少しでもよいニュースを故郷に持ち帰っていただけたらと思うばかりです。

>ミューズの方舟のサイトはこちら

※ここに紹介したイベントは「ミューズの方舟」主催の自作スピーカーコンテストです。音楽之友社主催の自作スピーカーコンテストは、2019年2月23日(土)に神楽坂「音楽の友ホール」にて行われます。

【イベント情報】12/9 「ミューズの方舟」主催自作スピーカーコンテスト 2018

オーディオサークル「ミューズの方舟」が主催する自作スピーカーコンテスト2018が開催されます。

今年のテーマは、「SCANSPEAK 10F/8414G10を1発 使用したスピーカー」。

「10F/8414G10」は高級フルレンジとして、最新の設計思想に基づいて造られたユニットです。フルレンジでありながら優れた高域表現は、名門SCANSPEAKならではのもの。

8名の発表者の力作を、見て、聴いて、評価して、自作スピーカーの楽しみを満喫しましょう!


「ミューズの方舟」主催 自作スピーカーコンテスト2018

・開催日:2018年12月9日(日)
・開場:12:30
・開演:13:00(終演予定 17:00)
・入場料:無料(どなたでも入場可能です)
※このイベントは成功裏に終了いたしました。たくさんのご来場ありがとうございました。

・場所: 品川区立中小企業センター 3階レクリエーションホール
〒141-0033 東京都品川区西品川1-28-3
東急大井町線下神明駅から徒歩約2分
JR・りんかい線大井町駅から徒歩約10分
※ 駐車場はご用意できませんので、公共の交通機関をご利用ください。

・お問い合わせ先:ミューズの方舟(実行委員:井上) muses-ark@mbr.nifty.com
・ミューズの方舟ブログ:http://d.hatena.ne.jp/musenohakobune/

※音楽之友社主催の「自作スピーカーコンテスト」(2019年2月23日開催予定)とは別のイベントです。

デビューアルバムの最新リマスタリング 高橋ユキヒロ『サラヴァ!』好評発売中!

ソロデビュー40周年を記念して、デビュー・アルバム『サラヴァ!』が最新リマスタリングで甦った。高音質UHQ-CD、ハイレゾ配信、LP重量盤の3形態で同時リリースされている。

これは、小池光夫により、オリジナル・マスター・テープから最新デジタル・リマスタリングが施され、初の高音質UHQ-CD仕様でリイシュー! 坂本龍一の贅を極めたオーケストラ・アレンジが華を添えた、高橋ユキヒロ、ソロ第1作。パリを舞台に繰り広げられるアンニュイでゴージャス、洗練された美意識で綴られる物語の数々。山下達郎吉田美奈子も参加し、超一流ミュージシャンが総結集したジャパニース・シティ・ポップスを代表する名盤中の名盤だ。


リリースに際し、本人からコメントも寄せられている。                                                                       

「聴きかえしてみると、
なんだか懸命に枯れたがっている自分がいて、
それが逆に若いというか青いというか。初々しくもあり、
恥ずかしくもあり。そんな20代半ば、だったのでした。」

(2018年9月 高橋幸宏)

 

 

 


CD 『サラヴァ!』2018年最新リマスター/高音質UHQ-CD仕様

【品番】KICS-3743【定価】¥2,300+税
【収録曲】
1.  VOLARE(NEL BLU DIPINO DI BLU) ボラーレ
2. SARAVAH! サラヴァ!
3. C’EST SI BON  セ・シ・ボン
4. LA ROSA ラ・ローザ
5. MOOD INDIGO ムード・インディゴ
6. ELASTIC DUMMY エラスティック・ダミー
7. SUNSET サンセット
8. BACK STREET MIDNIGHT QUEEN ミッドナイト・クイーン
9. PRESENT プレゼント


配信 『サラヴァ!』■通常■ハイレゾ■サブスクリプション

・ iTunes Store、レコチョク、mora他主要配信サイトで配信。
・Apple music、LINE MUSIC、Spotify等の定額制音楽配信サービス及び、e-onkyo music、mora、gloovers等のハイレゾ音源配信サイトでも配信!


LP 『サラヴァ!』(180g重量盤・完全限定プレス)

【品番】FJLP1007
【定価】3,500円+税
【販売元】ディスクユニオン


■ クレジット

Rtythm Arr:高橋ユキヒロ
Brass,Strings & Keyboards Arr:坂本龍一
Vocal:高橋ユキヒロ
By the Courtesy of Victor Invitation

■ 演奏

坂本龍一:Keyboards(A.Piano,Fender Rhodes,KORG PS-3100, Arp Odessey,Hammond Organ)
細野晴臣:E.Bass-By the Courtesy of Victor/Alfa
高橋ユキヒロ:Drums-By the Courtesy of Victor/ Invitation

松木恒秀:E.Guitar(M-2,4,6,7)
鈴木 茂:E.Guitar-By the Courtesy of Crown Records(M-1,3,4,8,9)
和田アキラ:E.Guitar-By the Courtesy of Polydor Records(M-7,8)
高中正義:E.Guitar-By the Courtesy of Victor Invitation(M-9)
加藤和彦:A.Guitar-By the Courtesy of Toshiba EMI/Doughnut Records(M-2,4,5)
大村憲司:E.Guitar(M-4)
斉藤ノブ:Percussion(M-2,7)
浜口茂外也:Percussion(M-1,3,4,5,6,8,9)
林 立夫:Percussion(M-4)
今井 裕:Percussion-By the Courtesy of Victor/Invitation(M-4)

ラジ:Chorus-By the Courtesy of CBS/SONY INC.(M-1,3,7,9)
BUZZ:Chorus(M-3,7,9)
山下達郎:Chorus-By the Courtesy of RVC Records(M-6,8)
吉田美奈子:Chorus-By the Courtesy of RVC Records(M-6,8)
秋川リサ&Friends:Clapping(M-6)

■ ライナーノーツ(天辰保文)

この『サラヴァ!』は、高橋幸宏の初めてのソロ・アルバムとして大きな価値があるが、と同時に、日本のポップ・ミュージックを考える上でも重要な、少なくとも語るべきところが沢山あるアルバムだ。1978年6月、高橋ユキヒロの表記で、キングレコード傘下のセブン・シーズ・レコードから発売された。セブン・シーズは文字通り、7つの海にまたがる全世界の優れたレコードを紹介するのを目的に、1963年、キングレコード内に設立されたレーベルだった。

いまでも、ソロとしての活動はもちろんだが、小山田圭吾や TOWA TEI などとの METAFIVE、鈴木慶一との THE BEATNIKS、原田知世や高野寛や高田漣たちとのpupa等々を通じて精力的に活動する高橋幸宏だが、サディスティック・ミカ・バンド解散後の1976年、高中正義、後藤次利、今井裕と一緒にサディスティックスを結成、フュージョン・ブームというか、クロスオーヴァーというか、新しい音楽の流れを引っ張る形で活躍していた。

「当時、ぼくの仲間たちも続々とソロ活動が活発になってきた頃で、スタジオの仕事ではない、自分のオリジナリティみたいなものをやってみたい、それには良い時期かなと」。

それが、きっかけとなってのレコーディングとなった。1978年と言えば、ニューミュージックと呼ばれる人たちがヒット・チャートを席巻し、レコード市場の過半数を超えるまでに至っていた頃だ。

「そういった中で、ニューミュージックと呼ばれるものじゃない、ジャンルに関係ないものを作りたかった。いまで言うところのエレクトロニカルなものがあり、ソウルっぽい要素があったり、当時はヨーロッパ志向がぼくの中で強かったので、そういったのも加えて、いろんなものが混沌としていても良いような、でも、何処にもないようなものが作りたかった」。

『サラヴァ!』とは、語源はポルトガル語で、「あなたに幸がありますように」という意味があるらしい。もっとも彼は、クロード・ルルーシュ監督の出世作となったフランス映画『男と女』の中で、ピエール・バルーが歌う「サンバ・サラヴァ」からとったそうだ。バルーが主宰していたレーベル名、“サラヴァ”も、もちろん念頭にあっただろうが、ともあれその後バルーと、互いのアルバムで共演し合い、深く関わり合うことになるとは、当時は思いもしなかっただろう。

映画『男と女』や『パリのめぐり逢い』、それらで音楽を担当していたフランシス・レイ、他にも当時はフランス映画や音楽への憧れが強く、レコーディングこそ東京だが、ジャケットのための写真は、フランスのパリで撮影された。レコーディングを終えた直後、写真家の鋤田正義とパリに飛んでの撮影だった。

ジャケットを飾るのは、コンコルド広場でたたずむ姿で、その裏表紙にあたる写真は、エッフェル塔を臨む早朝のシャイヨ宮で、ル・モンド紙を読んでいる写真が使われている。他にも、サンジェルマン・デ・プレやルクセンブルク公園、あるいはその近辺のブティックでの写真が、随所に使われた。季節は、3月か4月頃で、明け方4時半頃の撮影だったらしく、とにかく、寒かったのを覚えているそうだ。

アルバムのレコーディングは、高橋幸宏本人が、ボーカルにドラムス、リズム・アレンジを手掛け、坂本龍一が、キーボードをはじめとして、ストリングス、及びキーボードのアレンジを担当、ほとんど2人の主導で進められた。

坂本とは、日比谷野外音楽堂で会ったのが最初だった。高橋はミカ・バンドで出演し、坂本は山下達郎のバックでキーボードを弾いていた。その後2人は、いろんなレコーディングやライヴの現場で顔を合わせ、プロデュースやアレンジを一緒にやる間柄になっていく。そして、毎晩のように一緒に飲んでいた。参加ミュージシャンも、坂本と相談しながら選んでいった。もちろんその中にはもう一人、その後の高橋幸宏にとって重要な存在となる人物がいた。細野晴臣だ。

細野は大学生、高橋は高校生で、お互い異なるバンドで活動しているときに軽井沢で会ったのが最初だ。それ以来、彼に、大きな影響をもたらしていく細野だが、ここでも、初めて歌という行為に向き合った彼は、細野の歌い方などを参考にしたという。そして何よりも、この『サラヴァ!』のレコーディングに入る直前まで、細野の『はらいそ』で、坂本と一緒に参加、レコーディング・スタジオも同じ、伝説のアルファの A スタジオという運命めいたものがあった。

ともあれ、坂本、細野の他には、ギターに松木恒秀、大村憲司、鈴木茂、高中正義、加藤和彦、和田アキラ、パーカッションに林立夫、斉藤ノブ、浜口茂外也、今井裕、コーラスにラジ、山下達郎、吉田美奈子、クラッピングとして秋川リサの名もある。素晴らしい顔ぶれだ。その後、彼岸に渡った人もいるが、40年経ったいまも現役で、それも最前線で活躍しているミュージシャンも多い。むしろ、ほとんどがそうなのに驚かされるし、見事な演奏にはため息がでるくらいだ。

例えば、「ここのギターは、誰が最適だろうか」、坂本と2人でいろいろ話し合いながら選んでいったらしい。松木恒秀に従事し、その後フュージョン・グループ、プリズムを組んでいた和田アキラも、坂本が、ジェフ・ベックのようなギターが欲しいということで浮かんだギタリストだった。

スタジオのテクノロジーに関しては、現在と隔世の感があった時代だ。

「例えば、ポラード社のシンドラムがやっと出てきたばかりでね、「バック・ストリート・ミッドナイト・クイーン」のレコーディングで1個借りて、プン、プンというのが入っているくらいです。この1年後には、ぼくは YMO でシンドラをずらっと並べてますもんね。コンピューターもないから、シンセサイザーを、教授(坂本)は手弾きでやって、それがすごくてね、海外でも驚嘆の声があがってました」。

幕開けとなる「ボラーレ」は、イタリアのカンツォーネ歌手ドメニコ・モドゥーニョが、1958年に発表したのがオリジナルだ。1958年のサンレモ音楽祭の受賞曲で、同年8月、ビルボードの全米チャートでも1位に輝いた。翌59年は、アメリカでグラミー賞が設立された年だが、その第1回のグラミー賞でも、ソング・オブ・ザ・イヤー、レコード・オブ・ザ・イヤーに輝いている。1989年にはジプシー・キングスがカヴァーして、リバイバル・ヒットさせ、日本でも広く親しまれるようになったが、もちろん、その10年も前のことだ。

「セ・シ・ボン」は、シャンソンのスタンダードとして知られているが、彼は、イヴ・モンタンのものを参考にした。映画『パリのめぐり逢い』ですっかりファンになり、この「セ・シ・ボン」を取り上げたようだが、日本語で高英男が歌っているのにも惹かれた。殊に、戦後日本で新しい文化の推進に尽力した中原淳一の日本語の歌詞が気に入ったらしい。「あの甘い風の夜に、マロニエの白い花が散り、お前とめぐり逢った」という箇所が、彼の心をつかんだ。その頃のパリは、マロニエの花が咲き誇っていて大好きな季節らしい。しかも、このシャンソンの「セ・シ・ボン」を、彼は、誰もやっていないようなアレンジでやってみたいと、レゲエでやってのけたのだ。

「ムード・インディゴ」は、デューク・エリントンの作曲だ。もともとは、エリントンの「ドリーミー・ブルース」に、1931年、バーニー・ビガードとアーヴィング・ミルズが歌詞をつけ、「ムード・インディゴ」として再生した。以降、ジャズのスタンダードとして親しまれるようになる。好きな女性に去られ、「もう、ブルーな気分どころじゃない、誰も気にかけてくれないし、寂しくて死にたいくらいだよ」と、沈む気分を歌っている。それを彼は、エキゾチックで、古いハリウッドのフルバンドを思わせるオリジナル・サヴァンナ・バンドのようにやりたいということで、都会人ならではの遊び心を加え、一味異なる「ムード・インディゴ」に仕上げている。

スティーヴィー・ワンダーの『キー・オブ・ライフ』を愛聴していたことから、その影響がうかがえるという「サンセット」は、ここでも人気が高い曲の一つだろう。加藤和彦とのヨーロッパ志向が共作という形で実った「ラ・ローザ」、ここでの坂本のハモンド・オルガンといい、細野のベースといい、圧巻としか言いようのない快演だ。アース・ウィンド&ファイアーのような感じがリズムにあるかもしれないという坂本のインストゥルメンタル・ナンバー、「エラスティック・ダミー」、そして、アルバムを締めくくるにはこれ以上はない絶品の「プレゼント」で、ソングライターとしての未来を覗かせながら、高橋幸宏初のソロ・アルバムは幕を閉じる。

この『サラヴァ!』が発売された1978年を振り返ってみると、サザンオールスターズが「勝手にシンドバッド」で、竹内まりやが「戻っておいで・私の時間」(高橋ユキヒロは、ここでドラムスを叩いている)でデビュー、ピンク・レディーが、チャートの年間ベスト・スリーを独占するという年だった。

キャンディーズが後楽園球場で解散コンサートを行い、そこで、矢沢永吉が単独公演を行った。その矢沢は「時間よ止まれ」を、サーカスが「Mr. サマータイム」をというように、他にもコマーシャル・ソングを通じて沢山のヒットが生まれた。フォーク、ロックや歌謡曲のクロスオーヴァーが進み、ニューミュージックと呼ばれる人たちが、ヒット・チャートを席巻した。それが、1978年だった。テレビで音楽番組『ザ・ベストテン』の放映が開始されたのも、この年だ。

そうやって巨大化するニューミュージックに少なからずかかわることになったのが、はっぴいえんど解散後、ティン・パン・アレイを率いて、荒井由実(松任谷由実)のレコーディングなどに参加していく細野晴臣だった。高橋幸宏、坂本龍一も、その例外ではない。それどころか、高橋幸宏は、寝る暇もないほど多くのレコーディングやライヴでドラムスを叩いた。いっぽうでは、欧米の新しいパンク、ニューウェーヴの動きに呼応する形で、東京を中心に新しい息吹がきこえ始める。

簡単に言ってしまえば、そういう時代だった。欧米の音楽の影響から、自分たちならではの音楽を模索しながら、欧米の音楽がいろんな形で根強く残っていたのが、1970年代の前半から半ばにかけてのポップ音楽の世界だった。だとすれば、そこから抜け出し、欧米の同時代を感知しながらも、新しい個性による多様化が大きなうねりを作りながら進もうとしていた。古い時代を遡ったかと思えば、ジャマイカから沖縄まで多彩なリズムを取り入れ、エキゾチックで、無国籍な音楽がいろんな形で可能性をみせたのも、この頃だった。

細野晴臣、坂本龍一、そして高橋幸宏、この3人も正しくそうだった。余りにもかけ離れた個性で、とても同じバンドを組むとは考えられないような3人が、細野の『はらいそ』で集まり、そのまま高橋の『サラヴァ!』になだれ込む。『はらいそ』の中の「ファム・ファタール〜妖婦」のレコーディングを終え、そのときのスタジオが、ドラムセットが、そのまま『サラヴァ!』で使用されたとも言われているくらいだ。

そうやって、初めてのアルバムで、彼の未来を決定づける3人が集まった、それだけでも思い出深いアルバムだったに違いない。『はらいそ』の発売が 4 月、『サラヴァ!』が6月、そして、坂本の初となるアルバム『千のナイフ』が10月と、立て続けに3人にとって、いや、日本のポップ・ミュージックにとって重要なアルバムが続いた。そして、11月には『イエロー・マジック・オーケストラ』の発売に至る。この3人に限らず、ぼくらが予想もできないような全く新しい景色が、その向こうには待ち構えていた。それを思い起こすだけでも、ぞくぞくする。