LXA-OT3詳報その5

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スピーカー出力

LXA-OT3の対応スピーカーインピーダンスは4Ω以上です。インピーダンス毎の最大出力は以下の通りです。なお、デジタルアンプICのゲインはLXA-OT1と同様26dBです。LXA-OT1では抵抗を付け替えてゲイン変更ができる仕様でしたが、LXA-OT3では変更できなくなっていますゲイン変更の方法はLXA-OT1と少し変わりました。詳細は1月号にて紹介します。

●4Ω:18W×18W
●6Ω:14.5W×14.5W
●8Ω:12W×12W

比較試聴! LXA-OT1 vs LXA-OT3

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            LXA-OT3                      LXA-OT1

読者の皆さんが一番気になるところは音はどうかという点だろう。そこで2012年1月号付録のデジタルアンプ との比較試聴を行なった。
 デノンDCD―SX(SACDプレーヤー)とフォステクスG2000a(スピーカーシステム)と接続し、まずはLXA-OT1を聴く。試聴ディスクは『究極のオーディオチェックCD2』(2012年2月号付録)と『究極のオーディオチェックCD2013』(2013年2月号付録)。うん、いい音だ。数か月ぶりに聴いたがメリハリがあってなかなかの音。続いてLXA-OT3につなぎ換える。音が出た瞬間、予想を超える音に驚いた! 再現される空間が一回り大きくなり、音の密度が濃く余裕のある鳴り方になっている。更に聴き込んでいくと違いは更に明確になった。木管五重奏のトラックでは楽器の質感は言うにおよばず、ホールの響きがより〝らしく〞聴こえる。そして、編成の大きなオーケストラ曲では楽器の重なる部分での各楽器の音がしっかり聴こえるようになった。LXA-OT1だと残念ながら音が重なる部分があいまいになっていた。この解像度の上昇は「SLもおか号(茂木→天矢場)」のトラックでも感じることができた。この収録場所は線路の向うに小川と道路があり、道路は頻繁に車が走っている。通車だとほとんど走行音は聴こえないレベルだが、大型のトラックははっきり分かるレベルで音が入っている。LXA―OT3はこの走行音の移動具合がくっきり分かるのだ。「アメージング・グレース(ア・カペラ)」ではリップノイズや口の中のウェット感がはっきりと、そして濃く表現された。全体的な印象としてスピーカードライブ能力の向上、解像度の向上、質感の向上、スケール感の向上を感じた。
 LXA-OT1の時はコンデンサーの変更など改造を施し、クォリティアップを体感したが、LXA-OT3はノーマル状態でそれ以上のクォリティである。(ステレオ11月号より抜粋)

MOOKオーディオ「お助け」ハンドブック「チェック&メンテ、修理と中古・ビンテージ案内」Stereo 編

お助けbook
ONTOMO MOOK
オーディオ「お助け」ハンドブック
「チェック&メンテ、修理と中古・ビンテージ案内」
Stereo 編                                  B5 判 152 頁
12 月19 日(木)発売 予価:1,365 円(税込)

(内容)
巻頭カラーグラフ:ビンテージグラフ

①システムチェック&メンテナンス編

「オーディオ自己診断とセルフケア」
オーディオシステムのチェックポイントとチェック法
自分でできる日常のメンテナンス
自分でできるトラブル対策と修理
●アマチュアが使える測定器&テスター
●オーディオに揃えておきたいツール&工具
●テスターの使い方の基本、ハンダの使い方の基本
コラム●オーディオチェックCD、レコード紹介

②オーディオ機器修理救援編

「コンポの病院を探す」
●メーカー商社の修理体制を見る
●コンポのジャンル別修理事情
プロが教える故障のポイント集
●修理の費用と依頼法(修理の依頼と価格の目安)
●腕の立つ修理業者を探す
個々の特色と得意科目
●実例レポート

③オーディオの売買とリセール、ビンテージ編

「コンポのストーブリーグ」
●下取り、買い取り、中古、ビンテージとはなにか
オーディオの中古売買の事情
 リアルショップ編/ネット通販系/ネットオークション編
名機再訪!いま手に入れたい名機あれこれ
 国産編50 選/海外編50 選
不要になったコンポの行方は
中古リセール&ビンテージショップ訪問
コラム●海外&国内のネットオークション作法と必勝法

④信頼のレストア工房&リセールショップガイド

執筆陣:石渡博、林正儀、村井裕弥、他+編集部

*内容は変更になる場合があります。

LXA-OT3詳報その3

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     LXA-OT3用           LXA-OT1用

電源部強化で出力12W×12W(8Ω)

供給電圧を高める新設計により付属のACアダプターが大型化されました。LXA-OT3基板への供給電圧は15V(1.2A)となり大幅な出力アップを達成しています。LXA-OT1のACアダプターは12V(1A)給電でした。

LXA-OT3詳報その2

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LXA-OT3                  LXA-OT1

ラックスマン伝統のラウンドパターン配線を採用(基板)

基板のパターン配線を緩やかなアール形状とすることで音楽信号の流れをスムーズにします。ラックスマンのコンポーネントに使われている基幹技術です。

LXA-OT3詳報その1

LXA-OT1から変更された個所を中心に紹介していきます。

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高音質コンデンサーの採用

回路構成はLXA-OT1と同様なので電解コンデンサーは15個使われています。LXA-OT3ではこの15個全て高音質コンデンサーを採用しており、音質アップに寄与しています。

また、写真で分かるとおり、オペアンプはソケット仕様となっていますので今回も同じ回路のオペアンプに差し替えて楽しめるようになっています。