stereo5月号「音の見える部屋 オーディオと在る人」

2021年

今月の人:赤松利章さん

「記憶にとどめている読者はもう少ないかもしれない。この連載が2011年にスタートしたとき、撮影を担当していたのは山本博道さんだった。残念ながら、第8回を終えてから体調を崩し、しばらくして帰らぬ人となってしまった。往時の山本さんから「自宅近くにぜひ取材したい人がいる」と提案されたことがあった。だが時機を逸してしまい、この件は宙に浮いたままうやむやになっていたのだが、それから10年経ったこの春。編集者が、『そういえばかつて山本さんが言ってましたよね…』と記憶の糸の端っこをどういうわけだか突発的に見つけた。こうしてその人、赤松利章さんをついに訪ねることができたのである。…」

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