オーディオサークル『ミューズの方舟』主催 「自作スピーカーコンテスト2018」レポート

故・長岡鉄男氏の呼び掛けにより発足したオーディオサークルミューズの方舟主催の「自作スピーカーコンテスト(旧称『サウンドフェスティバル』)が、去る2018年12月9日(日)に東京の品川区で行われました。

今年は「スキャンスピーク 10F/8414G10を1発」というレギュレーションのもと、個性あふれる力作8作が披露されました。来場者には事前に投票用紙を渡され、この中から「音質」「アイディア」「ルックス」の3項目で1作品のみ自分がよいと思う作品に投票するというシステムが採られています。そして、前述の3項目を合計した「総得点」も表彰の対象とし、合計4部門での賞レースとなります。

▲来場者も審査員として投票するシステム。さあ、今年はどのような結果となるのか・・・。


浅川法之氏作『COOL6』
2個対抗型のドロンコーンを内部に設置。低域の補強およびドロンコーンからの中高域の放射による音像定位の乱れを防ぐための工夫として、側面から後方へ向かって6の字型に音を逃がす形が採用されている。その形と、寒色のペイントから連想される「クール」が作品名の由来となっている。

八杉幸浩氏作『LEGOスピーカー69号機』
その名の通り、レゴブロックで作成された内部補強構造のフロントホーン・バスレフ方式スピーカーシステム。特別な工具も必要なく、部屋を汚さず、怪我もせず、パーツを組み替えるだけで気軽にいじって遊べる、しかもオーディオ理論的にもかなっているという特性を最大限に活かしている。

田中博志氏作『CORE壱号』
10mm厚のアクリル板を使用し、SDM(System Direct Mount)方式と、サーボ・パッシブ・ラジエター方式を採用。パッシブユニットを3本、ドライバーと合わせて4本、前後左右に配置。中心の一点(CORE)からエネルギーを発するイメージで、ブレのない力強い低音再生を狙う。

白須俊明氏作『CLCL8 DB-2改』
ダブルバスレフ和紙太鼓スピーカー。ダブルバスレフの第一室はボックス構造とし、第二室の側面・背面は大きくくり抜いて江戸唐紙の最高級手漉き和紙を貼付。スピーカーの振動を制振するのではなく、あえて振動させることで減衰させるという考えのもと、タブーを承知で挑む意欲作。

谷本裕昭氏作『ザウルスBSP-2018』
小型・軽量のバッフル型後面開放スピーカーシステム。スピーカーユニットの振動板に追従して振動するバッフル盤面構造で、B2サイズの紙とスチロール合板を接着剤を使用せず、折り曲げるだけで組み上げたフルオープン構造。キャビネットの表面には「工芸うるし」を数回塗布している。

渡邊倫宏氏作『VIBRA-ARK』
岡山にて創作家具・アンティーク家具修復工房を営む氏の、職人らしい細部まで繊細な配慮が施されたステレオ一体型コンビネーションホーン。贅沢にもオーク、ローズウッド、マホガニーの無垢材を使用。手触り、見た目、機能的にも家具であると同時にもはや楽器。

※『VIBRA-ARK』は販売もしているそうです。詳細はお問い合わせください。
Master of Salvage
Facebook 
『VA030』(限定生産品)前面板・反射板:ローズウッド 320,000円(税別)
『VA031』 前面板・反射板:カリン(共にローズウッド仕上げ) 240,000円(税別)
『VA032』 前面板・反射板:タガヤサン 220,000円(税別)
W1140 × H350 × D280mm(脚部130mm)

河野雅幸氏作『K-83 鬼斬 Ver.2.0』
広島より参戦。学校の音楽室の環境をスピーカー内部に持ち込んだという、見た目にもインパクト大な「食欲を刺激するスピーカー」。Stereo誌の「工作人間」でも掲載実績があるという初代『鬼斬』のセルフカバー作品で、鬼のように鋸溝を切り込む作業から作品名が付けられたという逸話も。

河辺倉司氏作『SIDBR31W4』
こちらは愛知より参戦。密閉型エンクロージュア内にポリプロピレン製のドームバスレフを取り込むことで、バスレフの欠点でもある歪みの解消を試みたモデル。使用木材はフローリング用の合版。サイズも小さくシンプルな構造ながら、スーパーウーファーを必要としない重低音を目指す。


以上が配布された資料をもとにした簡易説明となりますが、この8作品の中から来場者による「音質」「アイディア」「ルックス」のそれぞれの分野で最もよかったものに対し一票ずつの投票が行われます。さらに、それらを合計した「総得点」の多かった人が表彰されます。

 

結果は・・・

 

 

 

 

 

「音質」河野雅幸氏作『K-83 鬼斬 Ver.20.』
「アイディア」白須俊明氏『CLCL8 DB-2改』
「ルックス」河野雅幸氏作『K-83 鬼斬 Ver.20.』

そして、総得点での受賞は「音質」「ルックス」で圧倒的投票だった
河野雅幸氏作『K-83 鬼斬 Ver.20.』となりました!

「アイディア」の分野で受賞された白須氏は、昨年の作品『アルプス』で「ルックス」賞に続いての受賞でした。そして、来場者のほぼ全員が「音質」「アイディア」「ルックス」のいずれかに投票したのではないかと思ってしまうほど、圧倒的な得票だったのが河野氏の作品『K-83 鬼斬 Ver.2.0』でした。それぞれの分野で一票ずつしか投票できないシステムであるにも関わらず、複数の分野で受賞できたのは、河野氏が元ギタリストだったという「耳」と、印象的なルックスを両立させ得た技術のなせる「業」だったのかもしれませんね。最後は「鬼」が笑うという結果となりました。

受賞のコメントの際に河野氏が、実は先の豪雨で被害を受けてしまったという話をされていました。今回は地方から参加された方も多く、少しでもよいニュースを故郷に持ち帰っていただけたらと思うばかりです。

>ミューズの方舟のサイトはこちら

※ここに紹介したイベントは「ミューズの方舟」主催の自作スピーカーコンテストです。音楽之友社主催の自作スピーカーコンテストは、2019年2月23日(土)に神楽坂「音楽の友ホール」にて行われます。

オーディオの総合月刊誌「stereo」2018年9月号、好評発売中!

 

 

 

 

 

■ Stereo 2018年9月号

【定価】¥972 (税込)
【判型】B5
【発行】2018年8月
【商品コード】051809

本誌のお買い求めは こちらから

 


【特集】いまを生きる長岡鉄男流

・いまに残る、長岡流の轍~長岡鉄男 直筆の書
・長岡スピーカー愛好者の生態系
・長岡スピーカーの感動はいまも鮮明に(羽田圭介 [小説家] )
・長岡番編集者が語る長岡サウンドの魅力(最上鉦三郎/小川洋)
・読者投稿・私と長岡流
・長岡鉄男が選んだベスト・バイ・コンポ(村井裕弥)
・スワンの誕生(炭山アキラ)
・スワン型マトリックススピ-カー MX-101を作る(編集部)
・長岡鉄男 ソフトを聞く(村井裕弥)

【特別企画】

・コラボ企画 ステレオ時代@ステレオ試聴室
 ~今を生きる!? PCMプロセッサー&80年代B級アイドル(藤木TDC/編集部)
・デノンPMA-800NE、DCD-800NE、DNP-800NE “800シリーズ”の「進化と継承」(石田善之)
・TAOC創業35周年企画「制振と整振!音と科学の融合」
・第9回自作スピーカーコンテスト 開催のお知らせ
・Stereo × パイオニア × 共立電子 3社共催クラフトオーディオイベントレポート(炭山アキラ)
・演奏の意図まで聴きとりたい!飯田有抄のデスクトップ環境改善奮闘記(飯田有抄×生形三郎)


Stereo試聴室★話題の新製品を聴く

(石田善之/生形三郎/鈴木 裕/須藤一郎/角田郁雄/福田雅光/藤岡 誠/山之内 正
:遠藤正奥[解説])

・[ アナログプレーヤー ] プロジェクト 2Xperience SB S-shape
・[ SACDプレーヤー ] アキュフェーズ DP-750
・[ プリアンプ ] パス XP-12
・[ ステレオ・パワーアンプ ] ロクサン K3 Power AMP
・[ スピーカーシステム ] タンノイ ARDEN


注目製品ファイル

・[ レコードプレーヤー ]  オーディオテクニカ AT-LP7(岩井喬)
・[ スピーカーシステム ]  FOCAL Aria906PW(小林貢)
・[ フォノイコライザー ]  PASS XP-17(潮晴男)
・[ アナログプレーヤー ] Tien Audio TT5 + Viroa 10inch(岩井喬)

・アクセサリーファイル
 [ テストレコード/PC用測定ソフト ] analogmagik(潮晴男)
・新製品ニュース(峰尾昌男)


連載

・ザ・グレート・コンポーネント「ソナス・ファベール AIDAⅡ」(潮晴男)
・音の見える部屋 オーディオと在る人 今月の人:和田雅文さん(田中伊佐資)
・MJGミュージック・ジャケット・ギャラリー [ 最終回 ] (植村和紀)
・マランツPM-12 徹底試聴(山之内正)
・オヤイデ近藤のオーディオボヘミアン
・いい音いい場所いいお店「ノートランクス」(上田高志)
・サウンドフォーカス「キャメロン・カーペンター」(生形三郎)
・カートリッジ物語「フェーズメーション」(井上千岳)
・ポップ・ロックイワタ塾(岩田由記夫)
・今月の変態ソフト選手権(炭山アキラ+高崎素行)
・テラシマ円盤堂(寺島靖国)
・使い方を知る~オーディオの新常識~(福田雅光)
・ヴィニジャン~アナログの壺~(田中伊佐資)
・柴崎印!オーディオを科学する「真空管を科学する」(柴崎功)
・クラフト・ヴィンテージ(キヨトマモル)
・火の鳥電機(峰尾昌男)
・音の余白に「女性ジャズボーカル」(岩出和美)

・編集部へのお客様(石田善之):ファインオーディオ ポール・ミルズ
FYNE AUDIO  Technical Director  Dr. Paul Mills


ステレオ・ディスク・コレクション

・今月の優秀録音(山之内 正)
・今月の特選盤(石田善之/林 正儀/鈴木 裕/田中伊佐資/村井裕弥/広瀬大介)
・今月の話題盤 [ クラシック ](浅里公三)
・今月の話題盤 [ ジャズ ](市川正ニ)
・今月の話題盤 [ ロック・ポピュラー ](宇田和弘)
・今月の話題盤 [ 日本のポピュラー ](増渕英紀)


・今月のSACD~復刻盤編 (岩間哲男)
・私の特選! ミュージックファイル 今月の選者:村井裕弥
・次号予告
・BOOKS
・TOWNS


編集部だより

9月号は、亡くなられてから約20年経った今なお、多大な影響力を持つカリスマオーディオ評論家長岡鉄男特集です。長岡氏が日本のオーディオ界に残した大きな足跡を改めて振り返るとともに、氏の魅力とその人物像を様々な証言や視点から炙り出します。永久保存版。

 >> 本誌のお買い求めは こちらから

長岡鉄男ファン必携!「バックロードホーン・スピーカーをつくる!」好評発売中!

スピーカーシステムのエンクロージュア(キャビネット)の一方式であるバックロードホーン型。故・長岡鉄男氏が自宅のリファレンススピーカーに採用したことのある方式で、スピーカーユニットの性能を発揮させ、多くはハイスピードなサウンドが得られるとされています。

市販スピーカーシステムの多くはバスレフ型や密閉型が採用されていますので、このバックロードホーン型のサウンドを得るには自作するしかほぼありません。本書では自作するに必要な仕組みや設計法などを炭山アキラ氏が紹介しています。

また、設計からのチャレンジだけでなく、D-101SスーパースワンやD-58ES、D-77などの長岡鉄男氏の設計した傑作バックロードホーン・スピーカー図面も掲載しました。またクラフト系評論家4氏による競作や市販キットも紹介していますので、設計に自信がなくても、ご自身の工作レベルに合わせた作例を選んで自作することができます。ぜひバックロードホーン・サウンドを手に入れてください。



Stereo編 ONTOMO MOOK
「バックロードホーン・スピーカーをつくる!」

【定価】 1,512 円 ( 本体1,400 円)
【判型・頁数】 B5・136頁
【発行年月】 2018年7月
【ISBNコード】 9784276962835
【商品コード】 962830
>> お買い求めは こちらから

 

 

 

・バックロードホーン・スピーカーに魅せられた男
大井剛史さん(指揮者)/柄沢伸吾さん(KS-Remasta代表)
・バックロードホーン型の仕組みと設計法(炭山アキラ)
[基礎編]バックロードホーン・スピーカーの歴史や仕組み・構造、そして設計法を知る
[実践編]性格の異なる2つのユニットのバックロードホーン型エンクロージュアの設計・製作
・これがオレのバックロードホーン・スピーカーだ!!(評論家4名による競作)
- 浅生 昉「ASB852WK」: FF85WK2個縦使い、スリムな形状のトールボーイ形。
- 炭山アキラ「シュモクドリ」: FE126En使用、鳥形バックロードホーン 。
- 小澤隆久「スーパーバイエル」:FE126En使用、トールボーイ形 。
- 生形三郎「RBH-04 和三盆(わさんぼん)」:  FE108EΣ使用、独自の逆スパイラル型。
- 完成お披露目試聴会~オレのが一番!
・バックロードホーン・スピーカー キットで挑戦!!(小澤隆久)
・長岡鉄男、バックロードホーンの歴史(長岡鉄男)
・傑作バックロードホーン・スピーカー図面集
- 長岡鉄男 設計編
D-150 モア/D-3MKⅡ/D-10 バッキー/D-37/D-57/D-58ES/D-77/D-83 フラミンゴ/
D-88 スーパーフラミンゴ/D-100/D-101 スワン/D-101a スワンa/D-101S スーパースワン/
D-102MKⅡ/D-103 エスカルゴ/D-108 コブラ/D-121/D-164/D-168 スーパーレア/RD-
10 スーパータワーリング・インフェルノ
- 炭山アキラ氏による長岡作品解説
- 浅生 昉 設計編
・バックロードホーン・スピーカー向け フォステクス製フルレンジ・ユニットの歴史(佐藤勇治(ワイエス クラフト))
・バックロードホーン・スピーカーならこれを聴け!!(炭山アキラ)


イベントのお知らせ

既に本ブログでの告知しておりますが、本誌に掲載されている4人の作例機を、東京秋葉原のコイズミ無線にて、解説・試聴会を予定しています。ふるってご参加ください!

コイズミ無線「最新作バックロードホーン4種の公開試聴会」

・会期:第一回 7月21日(土) 13:00~15:00> 講師:小澤 隆久 氏、浅生 昉 氏
第二回 8月4日(土) 13:00~15:00 > 講師:炭山 アキラ 氏、生形 三郎 氏
・入場料・参加費:無料

【7月21日 予定試聴機ラインナップ】
・小澤隆久氏 作:「スーパーバイエル」 FE126En使用、トールボーイ形 。
浅生 昉氏 作:「ASB852WK」  FF85WK2個縦使い、スリムな形状のトールボーイ形。

【8月4日 予定試聴機ラインナップ】
・炭山アキラ氏 作:「シュモクドリ」  FE126En使用、鳥形バックロードホーン 。
生形三郎氏 作:「RBH-04 和三盆(わさんぼん)」  FE108EΣ使用、独自の逆スパイラル型。

・会場:コイズミ無線 本店
〒101-0021 東京都千代田区外神田4-5-5 アキバ三滝館2階
TEL:03-3251-7811



バックロードホーンは、ONTOMO Shopで!

オンラインショップ「ONTOMO Shp」では、浅生 昉氏の設計によるエンクロージュアや、バックロードホーンを多数取り揃えています。5,000円以上の購入で送料無料となります。

https://ontomo-shop.com/?mode=cate&cbid=2092495&csid=10

 

秋葉原 コイズミ無線「最新作バックロードホーン 4種の公開試聴会」のお知らせ

7月19日(木)の発売が迫ってきた Stereo 編 ONTOMO MOOK「バックロードホーン・スピーカーをつくる!」の発売に合わせ、誌面で紹介されている4人の作者の最新作を、秋葉原のコイズミ無線にて、二回にわたり作者自身の解説付きで試聴します。各日で解説者・紹介作例が異なりますのでご注意ください。

■ コイズミ無線「最新作バックロードホーン4種の公開試聴会」

<第一回 7月21日(土) 13:00~15:00> 講師:小澤 隆久 氏、浅生 昉 氏

・小澤 隆久氏 作:「スーパーバイエル」
FE126En使用、トールボーイ形 。

・浅生 昉氏 作:「ASB852WK」
FF85WK2個縦使い、スリムな形状のトールボーイ形。

<第二回 8月4日(土) 13:00~15:00 > 講師:炭山 アキラ 氏、生形 三郎 氏

・炭山 アキラ氏 作:「シュモクドリ」
FE126En使用、鳥形バックロードホーン 。

生形 三郎氏 作:「RBH-04 和三盆(わさんぼん)」
FE108EΣ使用、独自の逆スパイラル型。

・入場無料
・会場:コイズミ無線 本店
〒101-0021 東京都千代田区外神田4-5-5 アキバ三滝館2階
TEL:03-3251-7811

 


MOOK誌面では、ここに紹介した4作例のそれぞれの
板取り図、組立て図などの詳細に加え、
各人のバックロードとの思い出話などを盛りだくさんで掲載!

 

 

 

Stereo 編 ONTOMO MOOK
バックロードホーン・スピーカーをつくる!

【定価】 1,512 円 ( 本体1,400 円)
【判型・頁数】 B5・136頁
【発行年月】 2018年7月
【ISBNコード】 9784276962835
【商品コード】 962830

≫ ご注文はこちらから

 

スピーカーシステムのエンクロージュア(キャビネット)の一方式であるバックロードホーン型。故・長岡鉄男氏が自宅のリファレンススピーカーに採用したことのある方式で、スピーカーユニットの性能を発揮させ、多くはハイスピードなサウンドが得られるとされています。

市販スピーカーシステムの多くはバスレフ型や密閉型が採用されていますので、このバックロードホーン型のサウンドを得るには自作するしかほぼありません。本書では自作するに必要な仕組みや設計法などを炭山アキラ氏が紹介しています。また設計からのチャレンジだけでなく、D-101SスーパースワンやD-58ES、D-77などの長岡鉄男氏の設計した傑作バックロードホーン・スピーカー図面も掲載しました。

また、クラフト系評論家4氏による競作や市販キットも紹介していますので、設計に自信がなくても、ご自身の工作レベルに合わせた作例を選んで自作することができます。ぜひ、バックロードホーン・サウンドをその手に!

【内容】

・バックロードホーン・スピーカーに魅せられた男
 大井剛史さん(指揮者) / 柄沢伸吾さん(KS-Remasta代表)

・バックロードホーン型の仕組みと設計法 【炭山アキラ】
[基礎編]バックロードホーン・スピーカーの歴史や仕組み・構造、そして設計法を知る
[実践編]性格の異なる2つのユニットのBH型エンクロージュアの設計・製作

・評論家4名による競作 
これがオレのバックロードホーン・スピーカーだ!!
浅生 昉「ASB852WK」 /  炭山アキラ「シュモクドリ」 /
小澤隆久「スーパーバイエル」 / 生形三郎「RBH-04 和三盆」
完成お披露目試聴会 ~オレのが一番!

・バックロードホーン・スピーカー
 キットで挑戦!! 【小澤隆久】

・長岡鉄男、バックロードホーンの歴史 
長岡鉄男

・傑作バックロードホーン・スピーカー図面集

[ 長岡鉄男 設計編 ]
D-150 モア/D-3MKⅡ/D-10 バッキー/D-37/D-57/D-58ES/D-77/D-83 フラミンゴ/
D-88 スーパーフラミンゴ/D-100/D-101 スワン/D-101a スワンa/D-101S スーパースワン/
D-102MKⅡ/D-103 エスカルゴ/D-108 コブラ/D-121/D-164/D-168 スーパーレア/RD-
10 スーパータワーリング・インフェルノ
[ 炭山アキラ氏による長岡作品解説 ]
[ 浅生 昉 設計編 ]

・バックロードホーン・スピーカー向け 
フォステクス製フルレンジ・ユニットの歴史
【佐藤勇治(ワイエス クラフト)】

・バックロードホーン・スピーカーならこれを聴け!! 
【炭山アキラ】

「私の長岡式スピーカー」 読者体験談&失敗談大募集!

オーディオ評論の巨星、スピーカークラフトの達人 長岡鉄男氏が亡くなって18年が経とうとしています。しかし、氏にインスパイアされたファンはいまだにバックロードやバスレフ、鳥型、そしてマトリックスなどのスピーカーを自作しています。

オーディオ製品が高額化した現在、その傾向は再び顕著となっており、それは氏の専売特許ではないにせよバックロードホーンや、オリジナルのスワン製作にチャレンジする方が多いという事実が証明しているといえるでしょう。

Stereoでは、9月号の特集として「長岡鉄男とスピーカー(仮題)」を企画しています。そこで、是非みなさまから「長岡式スピーカー」にまつわる体験談、失敗談、製作モデルを紹介する予定です。長岡式作例だけでなく、インスパイアされたものでもOKです。

聴いた、作った、いまも聴いている・・・・・・。そんなあなたの体験談を下記の要項に沿って、是非ともご応募ください。

・分量:体験談、製作談、失敗談、試聴感想など400字前後
・必要なもの:製作機、ご本人の写真(ご本人の写真は必須ではありません)
・締切日:2018年7月10日(火)
※ この応募は締め切りました。たくさんのご応募、ありがとうございました。
・宛先:〒162-8716 東京都新宿区神楽坂6-30 音楽之友社ステレオ編集部長岡係
・e-mail:ステレオ編集部宛て

※ 採用された方には、図書券を差し上げます。

今週末開催予定のイベント情報:OTOTEN 2018

 

国内最大級のオーディオの祭典「OTOTEN 2018(AUDIO・VISUAL FESTIVAL)」が、来たる6月16日(土)・17日(日)に東京国際フォーラムで行われます。音楽之友社もブースを出展し、「Stereo」誌やMOOK、ONTOMO Shopのオーディオ関連商品を販売いたします。

・イベント名称:OTOTEN 2018
・入場料:無料(但し、入場には受付が必要です。事前登録フォームはこちら

・会期:【初日】2018年6月16日(土) 10:00~19:00/【2日目】2018年6月17日(日) 10:00~16:00
・会場:東京国際フォーラム 〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-5-1
※このイベントは大盛況のうちに終了しました。たくさんのご来場ありがとうございました。


音楽之友社主催イベントのお知らせ

6月16日(土)12:00から、本誌名物企画「この音を聴け! 今月の変態ソフト選手権!」の筆者、高崎素行氏・炭山アキラ氏と、生形三郎氏によるイベントを開催します。

「オーディオは音か音楽か」という永遠のテーマを背景に、とにかく凄い音のするソフトを試聴しようという趣旨の本イベント、最近超絶音源を製作していると話題の生形三郎氏も参加して、氏の録音音源も試聴します。

さらに、20世紀国内オーディオ界の偉人 長岡鉄男氏が推奨していた音源も楽しむということで、炭山氏が超絶と自負する「ハシビロコウ」を用意。鳥族スピーカーの最高峰をお楽しみいただけます。みなさまの奮ってのご参加をお待ちしています。

「この音を聴け!変態ソフト選手権! ~オーディオの醍醐味、超絶音源、長岡音源試聴」
・開催日時:2018年6月16日(土) 12:00~13:00
・開催場所:D棟5F ホールD5

 

 

 

 

写真:左:炭山アキラ氏 右:生形三郎氏

 


京浜東北線を利用して有楽町駅へお越しのお客様へ

6月17日(日)は品川駅線路切替工事が行われる影響で、始発から10:40分頃まで一部列車の運休が予定されていますのでご注意ください。詳しくは、JR東日本のホームページをご覧ください。

■ 運休予定(6月17日(日)始発~10:40頃まで)

・京浜東北線(品川~上野間 運休)
※並走する山手線は通常通り運転する予定です。

夏のムック3部作(「OM-MF5」追加情報あり)

 

 

Stereo 編 ONTOMO MOOK
●これならできる特選スピーカーユニット マークオーディオ編
特別付録:マークオーディオ製8cmフルレンジ・スピーカーユニット

予約受付中!

【発売日】2018年7月19日(木)
【定価】5616円(本体5200+税)
【判型・頁数】B5・24頁

今年もやります! スピーカー工作ムック!!
注目のユニットは、話題のマークオーディオ製!

マークオーディオは長年、スピーカーユニット専業メーカーとして数々のヒット製品をリリースしている英国製ユニットメーカー。最近「Stereo」にも度々製品が紹介され今大注目のメーカー。今回の提案企画が、設計者でもあり、オーナーのマーク氏が日本のクラフトファンにぜひ使ってもらいたい、との意気込みと要望で設計した8cmフルレンジモデル。

<本製品の特長>
・マークオーディオが最も得意とするマグネシウム/アルミのハイブリッドコーン採用
・フェライト・マグネットも、三段階あるランクの最上級のものを採用
・実際に1台5,000円(ペア10,000円)で販売されている製品と変わらないクオリティを実現

他のメーカーの同サイズのフルレンジユニットに較べ、駆動性能に優れ、音の分解能(特に高域)が高く、フルレンジユニットにありがちな“広く薄く平均的”な音にならず、各音域でメリハリの利いた、いわゆる「元気な音」を出すことができる。

[主要目次]
●製品開発者に聞く
●製品のユニット紹介(図面含む)
●なぜ今マークオーディオなのか
●作ってみました、聞いてみました(ユーザー作例)
●オーディオ評論家の評価
●8cmに合うエンクロージュアキットは?の詳細を語る

※最新の周波数特性とT/Sパラメータを入手しました。

OM-MF5 T/S parameter

・Revc. = 4Ohm
・Fo = 124 Hz
・Sd = 0.0028 m²
・Vas = 0.9 Ltr
・Cms = 0.80 ㎜/N
・Mmd = 1.96 g
・Mms= 2.05 g
・BL= 2.62 TM
・Qms= 2.58
・Qes= 0.79
・Qts= 0.60
・SPLo= 85.4 dB
・Power = 8 Watts(Nom)
・X max = 3.5 mm (1 way)


 

 

 

tereo 編 ONTOMO MOOK
●スピーカー工作の基本&実例集 2018
特別付録:マークオーディオ製8cmフルレンジ・スピーカーユニット対応エンクロージュア・キット

予約受付中!

【発売日】2018年7月19日(木)
【定価】4968円(本体4600円+税)
【判型・頁数】A4・24頁

今年もやります! スピーカー工作ムック!!
倍音の鋭さに感嘆する!

2018年版のキットはバスレフ型を採用する。特長としては次のようになる。

特長1 【末永く使えるデザイン】
~これまでのキットには無い、高いデザイン性~

V字カットとフロントバッフル45°面取りの採用で、木口を見せないシャープなデザインを纏う。塗装をせずとも、キットを組み立てだけで美しいフォルムのスピーカーが完成する。工作を楽しんだ後も、末永く使用できるとともに、工作ファンだけでなく、インテリア性を重視する一般層へも高い訴求力を備える。コンパクトサイズとなっているため、エントリー層の購入意欲を阻害しない。

特長2 【誰でも簡単に、美しく】~極めて容易かつ美しく仕上がる組み立て手順~
V字カットされた板をテープで留めて接着するだけで、ほとんどの作業が完了する。他の部材も切り込み加工が施されているので、工作が苦手なユーザーでも、簡便かつ、確実に美しく仕上げることが可能。工作難度が極めて低いので、幅広い層へ向けて訴求可能。

特長3 【驚異的な解像度 】~既製品スピーカーに迫る音質~
限られたコストの中で、既製品に負けない音質を確保。エンクロージュア内部に適切な補強を入れるとともに、バスレフ型の弱点を克服するべく、低音の解像度を向上するダンプドバスレフ型を採用。高性能ユニットの素性を活かし、小型ながら65Hzからのフラットな低域特性を確保。音楽再生の要となる低音の下支えを持った、豊かな聴き心地を獲得。また、綿密な計算に基づく寸法設計により、内部の共鳴を効果的に抑え込み、濁りの無い明瞭な音色を再現することが可能。これまでのキットにはない音質的完成度を持つ。

[主要目次]
・1P…目次
・2~5P…組み立てよう! キット組み立て手順解説
・6~7P…鳴らしてみよう! ~置き方で変わる音質。良い音を引き出すテクニック
・8~11P …実践!音質UP① ~身近な素材を使って吸音材を充填&比較試聴
・12~15P…実践!音質UP② ~身近な素材を使ってインシュレーターを自作&試聴
・16~19P…実践!音質UP③ ~身近な塗料で仕上げを実践&試聴
・20~23P…実践!音質UP④ ~内部補強材を自作してさらなる高音質スピーカーへ
・24P…奥付


 

 

 

 

Stereo 編 ONTOMO MOOK
●バックロードホーン・スピーカーをつくる!

予約受付中!

【発売日】2018年7月19日(木)
【定価】1512円(本体1400+税)
【判型・頁数】B5・136頁

自作の醍醐味は、バックロードホーンにあり!
ハイスピードサウンドを手に入れる!!

スピーカーシステムのエンクロージュア(キャビネット)の一方式であるバックロードホーン型。故・長岡鉄男氏が自宅のリファレンススピーカーに採用したことのある方式で、スピーカーユニットの性能を発揮させ、多くはハイスピードなサウンドが得られるとされています。

市販スピーカーシステムの多くはバスレフ型や密閉型が採用されていますので、このバックロードホーン型のサウンドを得るには自作するしかほぼありません。本書では自作するに必要な仕組みや設計法などを炭山アキラ氏が紹介しています。

また、設計からのチャレンジだけでなく、D-101SスーパースワンやD-58ES、D-77などの長岡鉄男氏の設計した傑作バックロードホーン・スピーカー図面も掲載しました。

さらに、クラフト系評論家4氏による競作や市販キットも紹介していますので、設計に自信がなくても、ご自身の工作レベルに合わせた作例を選んで自作することができます。ぜひバックロードホーン・サウンドを手に入れて下さい。

[主要目次]
●バックロードホーン・スピーカーの仕組みと設計法
●スピーカーユニットによる違いを作例で知る
●これがオレのバックロードホーン・スピーカーだ!!~評論家4人による競作
●市販バックロードホーン・スピーカーキット紹介
●長岡鉄男バックロードの歴史
●傑作バックロードホーン・スピーカー図面集
 a)長岡鉄男設計20モデル
 b)浅生 昉設計5モデル
●バックロードホーン・スピーカーならこれを聴け!!
ほか

[執筆者]
炭山アキラ氏、浅生アキラ氏、小澤隆久氏、生形三郎氏ほか