stereo5月号モニタープレゼント当選者レポート 電波を受信せよ! 真空管FMチューナー 特別付録:ラックスマン製真空管FMチューナー・キット

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MOOK 電波を受信せよ! 真空管FMチューナー 特別付録:ラックスマン製真空管FMチューナー・キット
¥16,500

お世話になります。
思わず共立エレショップが注文したトランスと間違えて送ってきたのかと思い、危うく共立エレショップに電話しそうな勢いでした。
本当に驚きました!!

 この付録チューナーは、授業をサボって聴いたことのないヒット曲を聴くときに使うトランジスタラジオ(注1)を、ラックスマンがその知見に基づいて、ホームオーディオとして聴けるクオリティーに仕上げたものです。音は正直チープですが、空気感とそれに伴う立体感をたたえており、どこか「あばれはっちゃく的元気さと懐かしさ(注2)」を感じます。
 実は、このチューナーは、私が通っていた高校の物理準備室に置いてあった真空管レシーバーの音色に似ており、当時、物理の先生が教科書も広げず、ロバートショウの晩祷や小澤のドヴォ9をかけていたことがあったことを想い出しました。
 この授業は決して無駄ではなかったようで、同級生の女の子が新日本フィルのチェロ担当に就職しました。(注3)
 そんなことを思い出してしまったので、ついつい新日本フィルのリモート演奏パプリカを観てしまい、涙が止まらなくなりました。そして嫁に「なにこの人見て泣いてるの?」と叱られるのでした(汗)。
 なお、タッピングをねじ込む勇気がないため、まるで「拷問を受ける人」みたいな仕上がりになってしまって申し訳なく思っています。
 また、シリーズ(アナログ)電源を作りました。その甲斐あってか、音は芯があり、ふくよかさもあります。(加藤様)

(注1)私、RCサクセションファミリのファンなので、こういう書き出しをお許しください。
(注2)周波数特性は暴れていません。音質や外観、質感では「バッキャロー!父ちゃん情けなくて・・・」ってことはありません。
(注3)この授業が本当にきっかけとなったかどうかは定かでないです。

(写真上)中身の全景。はんだ付けがなく安心しました。横の音楽事典は印刷技術の限界に挑戦しているため、真剣に読む際は拡大鏡が必要です。
(写真中)実はここまで組んだ段階で、組立手順説明書を読んでないことに気付きました。
(写真下)ラックスマンの歴代CDPやUSBDACとともに設置しました。なかなかの風格です。

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