stereo1月号「音の見える部屋 オーディオと在る人」

1月号

今月の人:伊藤 功さん

「元々は車庫だったが、改築してリスニングルームになった10畳の部屋に入ると、盛大に前へ出っ張ったウッドホーンがまず目に入った。というか、入らざるを得ない。
 もしかしていま調整している真っ最中でしたかといった言葉がノドの辺りまで出かかったが、伊藤功さんは何も言わない。僕も平然とした顔を装って椅子に腰かけると、「特にいい音っていうわけではないんですが」といきなりセロニアス・モンクの『イン・イタリー』がかかった。説明するより聴いたほうが早いといったことだろう。…」

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