オーディオの総合月刊誌「stereo」が主催し、厳選されたアナログシステムを採用した国内屈指の音響環境である代官山「晴れたら空に豆まいて」を舞台に、最高級のSACDプレイヤーで最上級のSACDを聴きながら音楽を語らう一夜となります。
米国ヴァーヴ・レーベルのジャズ音源とブラジル・フィリップスのボサノヴァ音源の名曲がコンパイルされた「音色の彷彿/JAZZ BOSSA and Reflections Vol.1」は、名匠オノセイゲン氏による選曲とリマスタリングが施された一枚です。
昨秋リリースされたこの盤におさめられた名曲たちは、誰もが聴いたことがある有名曲を多く含むにも関わらず、多くの玄人たちに「この曲をはじめて聴いた」と言わしめてきました。新たにリマスタリングされた音楽は、多くの人にまったく違うリスニング体験をもたらしました。
オーディオの総合月刊誌「stereo」2024年9月号誌上「オノセイゲンと聴くSACDプレイヤー一斉試聴」と題された記事でも試聴音源として採用された本盤は、もっともレファレンスに適した一枚とも言えるでしょう。
本記事はオーディオ評論家の山本浩司氏が聞き手となり、リマスタリングを担ったオノセイゲン氏を迎え、およそ100万円以内の国内機、海外モデルのSACDプレイヤー8台を聴き比べるというもので、中でもオノセイゲン氏がベストに選んだ「エソテリック/K-05XD」は最も高額で唯一100万円超えの一台ですが「このプレイヤーが文句なしにいちばん音がいいと思いました。どこもひっかかるところがない、欠点がないんです」と評されました。
本イベントは、ナビゲーターとして先述のオノセイゲン、山本浩司両氏をお迎えし、最高級SACDプレイヤー「エソテリック/K-05XD」で最高品質SACD「音色の彷彿/JAZZ BOSSA and Reflections Vol.1」をご来場の皆さんと試聴する会であり、音楽の愉悦にどっぷりと浸る一夜となるでしょう。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
出演:
オノセイゲン
1978~80年、音響ハウス在籍。その後フリーランスのレコーディング/ミキシング/マスタリング・エンジニア。ライブのPAの現場も多い。DSD、ハイレゾやイマーシブの推進者でもある。録音エンジニアとして、82年録音の坂本龍一「戦場のメリークリスマス」、清水靖晃「うたかたの日々」、渡辺貞夫「ELIS」、ビル・フリゼール、ジョン・ゾーン、マーク・リボウ、など多数のアーティストのプロジェクトに参加。2012年からは映画Blu-ray化の音声トラックのマスタリングも手がける。
山本浩司
ステレオサウンド社の月刊HiVi、季刊ホームシアターの編集長を務めたのち、2006年にフリーランスに。HiVi誌、ステレオサウンド誌、stereo、Jazz Inを中心に評論活動を行っている。JBL「K2 S9900」と110インチスクリーンを核としたホームシアターシステムで、最高の画質・音質で楽しむAVを追い続けている。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
「音色の彷彿/JAZZ BOSSA and Reflections Vol.1」
ジャズ&ボサノバ超高音質SACD『音色の彷彿/JAZZ,BOSSA and Reflections Vol.1』
ユニバーサルミュージック UCGU9072 ¥4,400
■■
《収録アーティスト》オスカー・ピーターソン、エラ・フィッツジェラルド&ルイ・アームストロング、ビル・エヴァンス、スタン・ゲッツ、チャーリー・パーカー、ウェス・モンゴメリー、エリス・レジーナ、アントニオ・カルロス・ジョビン、カエターノ・ヴェローゾ、ガル・コスタ、ジョアン・ジルベルト、ナラ・レオン他
■■
セイゲンさんがマスタリングし、コンパイルしたSACD/CDハイブリッド盤『音色の彷彿/JAZZ,BOSSA and Reflections Vol.1』が昨秋発売され、その内容の濃さと音の良さで多くのオーディオファイルの注目を集めている。以前からDSD録音&マスタリングの音質面での優位性を唱えてきたセイゲンさんだが、このアルバムはCD層で聴けるトラックが全17曲、DSDマスターのSACD層はその17曲に加えてもう8曲、全25曲が楽しめる仕様になっている。
本作は、タイトル通り米国ヴァーブ・レーベルのジャズ音源とブラジル・フィリップスのボサノバ音源の名曲、名演がコンパイルされているが、加えてSACD層ではセイゲン・オノ・アンサンブルが1993年にモントルー・ジャズ・フェスティバルに出演したときのライヴと1991年に東京のポリドール・スタジオで収録された彼のソロ・アルバム『forty days and forty nights』からタイトル・トラックを聴くことができる(つまりこの両トラックはCD専用プレーヤーでは聴けない)。
ジャズとボサノバの珠玉の名演が収められたこのアルバム、曲順もよく考えられていて聴き応え満点、先述の通り音質もとても良い。ぼくも昨年来このディスクについ手が伸びて、繰り返し聴いている。ヴァーヴとブラジル・フィリップスの音源がランダムに登場するのだが、興味深いのは、何の違和感を抱かせずに聴き続けられること。ぼくは両レーベルのアルバムをこれまでLPやCDで折に触れ聴いてきたが、名匠フィル・ラモーンが関わってきたヴァーヴ音源に比べてブラジル音源は音質面で劣るという認識だったのだが、このアルバムではほぼ同じ質感で聴けるのである。これこそ世界中で評価されているマスタリング・エンジニア、オノセイゲンのマジックなのだろう。(山本浩司)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
クラシック音楽を中心に扱う出版社、音楽之友社による1963年刊行の老舗のオーディオ雑誌。オーディオ機器の紹介のみならず「音楽と再生」をテーマにリスニング体験の感動を伝えるべく、音楽情報や再生方法、様々なライフスタイルを毎月紹介している。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
SACDプレイヤー「エソテリック/K-05XD」
ESOTERICスーパーオーディオCDプレーヤーの中核モデルK-05は、初代モデルが2011年に登場し、K-05X(2015年)、K-05Xs(2018年)へと進化。
世界の著名なブランドにも採用されたVRDS-NEOスーパーオーディオCDトランスポート・メカニズムや、その時々のフラッグシップモデルの技術エッセンスを継承した優れた性能が高く評価され、世界中で数々のオーディオ・アワードを獲得。ESOTERIC Kシリーズの中核となるベストセラーモデルになりました。
音楽のディテールを表情豊かに描き分ける音色の多彩さ。シルクのように滑らかなアリアから、エッジの効いたロックまで、実に様々なジャンルに適応する柔軟性。音楽愛好家を虜にしてきた銘機の系譜と新技術の邂逅が生み出すK-05XDの至福のサウンドを存分にお楽しみください。
開場19:00/開演19:45
前売¥2,300/¥2,800(ともに+1DRINK¥700別途)
☎️:03 5456 8880
■予約フォームはこちら
※お申し込みいただいたチケットのキャンセル、交換などは基本的に承っていません。枚数と金額にご注意ください。
※やむを得ない事情でキャンセルをご希望の際は、ご予約完了メールへの返信やお電話(03 5456 8880)からご相談くださいませ。
※万が一キャンセルとなった場合、事前連絡なしの無断キャンセルとならないようにご注意ください。無断キャンセルの場合、今後お店でのご予約をお受けできなくなる可能性もございますので、ご承知おきください。
東急代官山駅からの道順動画