これならできる特選スピーカーユニット 2022年版マークオーディオ編
スピーカーユニット付録本の通算13回目、ムックとしては今回で7回目の企画となります。付録は驚異の6㎝フルレンジユニットと好評を得た2020年版付録のマークオーディオ製「OM-MF4」の振動板をペーパー化したバージョン!
「OM-MF4」や同ブランドのユニットの多くがメタル振動板を採用していますが、そのなかで本機がペーパー振動板を採用したのは、ムービングマスをさらに抑えるため。数値的には「OM-MF4」比で20%以上も軽量化され、同ブランドの設計理念のひとつともいえる、速い反応をさらに高めました。
それに加え、今回の振動板にはマイカを混抄して物性をコントロール。優れた高域特性も得ています。このマイカ混抄のペーパー振動板は同ブランドにとって量産モデル初。片側4㎜のロングストロークを誇るハイコンプライアンス・サスペンション、大型マグネット、扱いやすい8Ω仕様などはOM-MF4から引き継ぎ、小口径スピーカーの可能性を拡げてくれます!
stereo 編 ONTOMO MOOK
これならできる特選スピーカーユニット 2022年版マークオーディオ編
特別付録:マークオーディオ製 6㎝フルレンジ・スピーカーユニット 「OM-MF4-MICA」
・定価:7,975円 (本体7,250円+税)
・判型・頁数:B5・16頁
・ISBNコード:9784276963474
目次
■これがOM-MF4-MICAだ! マーク・フェンロンに訊くOM-MF4-MICAの魅力
■匠によるOM-MF4-MICAを用いたシステム作例
木材の美しさや魅力をより引き出す 石田善之作「Mark Box 2022」
調整も容易な「スフィンクス」型バックロード 佐藤勇治(YSクラフト)作「SEIRYU」
■マークーディオ純正 スコット・リンドグレン博士によるOM-MF4-MICA用エンクロージャー案
■設計や板の切り出し不要でも音も安心 OM-MF4-MICA対応のエンクロージャー・キット(生形三郎)
■マークオーディオ製品ラインナップ
「OM-MF4-MICA」T/S Parameter
Re=6.80Ω
Fs=106.69Hz
Vas=1.17L
Qts=0.55
Sd=23㎠
Mmd=1.33g
Mms=1.39g
Spl=85.23dB/m
Max Power=7W(Nom)
XMax=4.0㎜(1way)
これならできるスピーカー工作 2022
上述のONTOMO MOOK「これならできる特選スピーカーユニット 2022年版マークオーディオ編」の付録スピーカーユニット「OM-MF4-MICA」用に設計したエンクロージャー(スピーカーBOX、キャビネットともいう)のキットが付録になりました!
スピーカーユニットにはそれを収めるエンクロージャーが必要です。それを自作で設計するのも楽しいものの、いい音を狙うとなると難しいのが実情。本付録のエンクロージャーは、オーディオ機器評論やレコーディング、また多くの自作スピーカーを設計・製作して発表している生形三郎が設計したものをキット化。前年に続いて今回もダブルバスレフという低音の量感や伸びが得られるスピーカー工作マニア御用達の方式ですが、市販スピーカーには例をみないもの。
バスレフのエンクロージャーを2つ繋いだような構造ながら生形は今回、バスレフのポートを付けない設計をして、シンプルで初心者の方にも組みやすいキットとなっています。
stereo 編 ONTOMO MOOK
これならできるスピーカー工作 2022
特別付録:マークオーディオ製6㎝フルレンジ・スピーカーユニットOM-MF4-MICA対応エンクロージャー・キット
・定価:8,800円 (本体8,000円+税)
・判型・頁数:A4変・16頁
・ISBNコード:9784276963498
目次
■ 生形三郎が感じたOM-MF4-MICAの魅力
■付録エンクロージャー・キット 狙いと設計、そして音
■付録エンクロージャー・キットの組立て方
■組立て前に読んでください! 付録エンクロージャーのアップグレード術
■もっといいキットをつくりたい!
エンクロージャー完成時のサイズ:よこ160mm×高さ270mm×奥行153mm(端子含まず)
関連動画
本エンクロージャーの組み立て方を動画でご紹介! 配線材のアップグレード情報も!
0:00 オープニング
0:23 組み立て前に必要な工具類
1:11 内容物の確認
1:26 組み立て手順
6:45 配線材のアップグレード情報