- 定価】¥990 (税込)
【判型】B5
【発行】2021年6月
【商品コード】052107 - ≫ 本誌のお買い求めは こちらから
- 今月号の表紙のテーマは「JBLという普遍」 。
- 表紙モデル機:JBL Loudspeaker Systems
- 特別付録:JBLロゴステッカー
【特集】JBL 75年の軌跡
J.B.ランシング氏がJBLを設立してから75年の月日が流れた。伝説的なスピーカーユニットの開発を皮切りに、今聴いても色褪せない数々のスピーカーシステムの名作を世に送り出した。その長きにわたる功績は、世代を超えて受け継がれている。スピーカーシステム、スタジオモニターシリーズ、スピーカーユニット単体と多様な選択肢による懐の広さも魅力で、使い手のウデが試されるようなところが独自の世界観を築いている。これだけ多くのファンがいるスピーカーブランドは他にないのではないだろうか。設立75周年の節目に、日本のオーディオ・カルチャーにとってかけがえのない存在であるJBLを特集した。
・やっぱりJBL~笹路正徳の頷き(田中伊佐資(聞き手、構成)) ・〈音見え〉登場者の声、声、声…「お世話になってます! JBL」(編集部) ・JBLホーム用スピーカーの思い出と系譜(林 正儀) ・スタジオモニターシリーズの歴史(石渡博) ・JBLなう! ~現行モデル一斉試聴(石田善之、潮晴男) ・JBLが聴けるJAZZ喫茶&BAR(上田高志) ・日本全国津々浦々 JBLで音楽を楽しめるJAZZ喫茶MAP
注目記事
・HANIWAオーディオの目指す世界を探る(山之内正) ・ティアック Reference USB-DAC/ネットワークプレーヤー 「UD-701N」を聴く(林正儀) ・イクリプス・スピーカーのある生活(飯田有抄) ・SOUND BASEのオーディオ哲学が詰まったRCAケーブルを体験(今泉晃一) ・アクセサリーの焦点 コード・ケーブル、ノイズポンプシリーズの効果に迫る(井上千岳) ・The Real American Hi-Fi ポークオーディオ「Reserveシリーズ」を徹底検証(生形三郎) ・「マスターブックシリーズ」著者も参画のオンライン勉強会に参加してきました。(榎本憲男)
stereo試聴室★話題の新製品を聴く
(石田善之/生形三郎/鈴木 裕/須藤一郎/角田郁雄/福田雅光/藤岡 誠/山之内 正:遠藤正奥[解説])
[ SACDプレーヤー ] マークレビンソン No5101
[ プリアンプ ] マッキントッシュ C22V
[ スピーカーシステム ] クリプトン KX-0.5Ⅱ
[ スピーカーシステム ] エラック Solano FS 287
注目製品ファイル
[ プリアンプ+モノラルパワーアンプ ] マッキントッシュ C8+MC830(小林 貢)
[ フォノイコライザーアンプ ] オーディオデザイン DCEQ-200(井上千岳)
[ クロックジェネレーター ] エソテリック Grandioso G1X(鈴木 裕)
[ スピーカーシステム ] アヴァンギャルド UNO XD FINO EDITION(鈴木 裕)
[ カートリッジ ] ラックスマン LMC-5(小林 貢)
アクセサリーファイル・特別版
[ スイッチングハブ/ネットワーク・オプティカル・アイソレーター ] エディスクリエーション Silent Switch OCXO “JSM”他(生形三郎)
[ USBケーブル ]ワイヤーワールド USB8シリーズ(岩井 喬)
[ ターンテーブルシート ]アコースティックリヴァイブ RTS-30(岩井 喬)
[ リードチップ ]ゾノトーンGrandio LW-1(林 正儀)
新製品ニュース(峰尾昌男)
連載
・音の見える部屋 オーディオと在る人 今月の人:村松亮太郎さん(田中伊佐資)
・いい音いい場所いいお店 「ジャズ喫茶 ゆしま」(上田高志)
・音楽人巡礼~音のプロフェッショナルをたずねて~ 巡礼先:オーディオ&ビジュアル評論家 林 正儀邸(今津 甲)
・ピーター・バラカンの新・音楽日記(ピーター・バラカン)
・使い方を知る~オーディオの新常識~(福田雅光)「続MMカートリッジの研究 DJモデルを聴く」
・オヤイデ放談(平間 至×近藤正隆)「VONDITA-X、そのコンセプト(後編)」
・「“夢の”低音行脚」(生形三郎)「俊敏なレスポンスを持つ超低域再生はそうそうない」
・火の鳥電機(峰尾昌男)「ウォークマン WM-D6の持病を直す」
・ヴィニジャン(田中伊佐資)「アナログプレーヤー歴史的名機の音」
・ポップ・ロック イワタ塾(岩田由記夫)「今月の心に残ったアルバムはこの2枚」
・今月の変態ソフト選手権(炭山アキラ+高崎素行)「多くの読者がどういう音で当欄の音源を聴いているのかを考え始めた」
・オーディオの基礎と焦点(柴崎 功)「スピーカーユニットの最新動向」
・クラフト・ヴィンテージ(キヨトマモル)「スイッチング電源の簡単音質アンプ術」
・テラシマ円盤堂(寺島靖国)「ジャズ入門に最適な『枯葉』は」
・榎本憲男の俺にロックを鳴らさせろ(榎本憲男)「JBLドリーマーだった俺」
・音の余白に(岩出和美)「中野の2軒のジャズ喫茶で体験した激しいJBLサウンド」
ステレオ・ディスク・コレクション
・今月の優秀録音(福田雅光)
・今月の特選盤(石田善之/林 正儀/鈴木 裕/田中伊佐資/広瀬大介)
・今月の話題盤
[クラシック]浅里公三 [ジャズ]市川正二 [ロック/ポピュラー]宇田和弘 [日本のポピュラー]増渕英紀
今月のSACD~復刻盤編(岩間哲男)
stereo TOPICS
ONTOMO MOOK「これならできる特選スピーカーユニット 2021年版」「これならできるスピーカー工作 2021」は8月19日発売(予定)です!
既報の通り、昨年同様に「これならできる特選スピーカーユニット」に付録しているユニットに対応したエンクロージャー・キットもムック「これならできるスピーカー工作」の付録として今夏発売いたします。
「これならできるスピーカー工作 2021」に付録となるエンクロージャー・キットは、生形三郎氏がOM-OF101に照準を合わせて設計したエンクロージャーをキット化したものです。「2種類の板厚を組み合わせた筐体で、適切な強度と適度な響きを追求しました。ユニットが持つ無理のない自然体なサウンドを引き出すことに加え、確かな低域再現能力を発揮させるダブルバスレフ構造によってふくよかな低域を楽しめ、聴き疲れのないリスニングを実現します。またデザインは、フロントバッフルの面取りなどで飽きのこない外観を目指しました」と生形三郎氏。このエンクロージャーの基本はダブルバスレフ型ですが、バスレフ型で製作もできます。「深くてリッチな低音が楽しめるダブルバスレフ、抜けがよく鳴りっぷりのいいのがバスレフです」(生形三郎氏)と、音の好みで選ぶことができます。
必要な部材はセットしてありますが、接着剤、プラスドライバー、はさみ、定規、濡れ雑巾などが組立てに必要となりますのでご用意ください。
stereo編 ONTOMO MOOK「これならできるスピーカー工作 2021」
特別付録:オンキヨー製10㎝フルレンジ・スピーカーユニット OM-OF101対応エンクロージャー・キット
- 【定価】 7,700 円 ( 本体7,000 円)
- 【判型・頁数】 A4変・16頁
- 【発行年月】 2021年8月
- 【ISBNコード】 9784276963276
- 【商品コード】 963270
≫詳細・ご注文はこちら
磁気回路内に銅ショートリング
さて、ユニットOM-OF101は、立体的で表面の模様も特徴的なバイオミメティスク振動板と、エッジの形状等、見える部分での紹介が多いですが、見えない部分も力が入っています。
ムック本のなかで本ユニットの開発技術者、オンキヨーサウンド株式会社の井上 岳さんにお話しを伺っているのですが、そのなかで磁気回路の説明がありましたので紹介しましょう。
井上氏「S/N感の向上のために、磁気回路も低歪みの設計をしています。磁気回路のポール頂部に銅製ショートリングを装着し、加えてマグネット内径にもショートリングを配置しています」とのこと。マグネットも大きいですし、やはり贅沢な構成といえるでしょう。
また、先月号でOM-OF101の音の感想を寄せていただいたクラフト系ライターの佐藤勇治さんから、エンクロージャー作例製作過程で感じた新たな感想をもらいました。「さすが国内老舗ブランドが手がけたユニットです
ね。振動板の新技術を含め丹念に音も作り込まれているなと感服しています。よいユニットですので、多くの方に使っていただきたいですね」とのことで、期待もふくらみます。
2冊とも発売は8月19日予定となります。ぜひご検討ください。
stereo編 ONTOMO MOOK「これならできる特選スピーカーユニット 2021年版 オンキヨー編」
特別付録:オンキヨー製10㎝フルレンジ・スピーカーユニット OM-OF101
- 【定価】 6,930 円 ( 本体6,300 円)
- 【判型・頁数】 B5・24頁
- 【発行年月】 2021年8月
- 【ISBNコード】 9784276963269
- 【商品コード】 963260
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