stereo2025年1月号「音の見える部屋オーディオと在る人」

1月号

今月の人:小倉清澄さん

「ステレオの親戚誌であるバンドジャーナルの編集者から「オーディオが好きでアンプまで自作している音楽家がいらっしゃるんですよ」と教えてもらって、クラリネット奏者 小倉清澄さんの家にお伺いした。

 小倉さんは東京佼成ウインドオーケストラに37年間在籍し、200タイトル以上のCDを録音、東京クラリネット・アンサンブルや個人の名義でもかなりの作品がある。音楽の送り手でもありながら、オーディオによる受け手でもあるわけで、おのずと異なる音の違いについて、どういう見解なのか興味深かった。オーディオの音って生の音に比べてこうだよねみたいな展開を僕は読んでいたが、逆だった。…」

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