「ラックスマン製 真空管ハーモナイザー・キット」最終仕様が到着!


▲仕事場に置いてみました。なかなか絵になるのではないでしょうか?


昨日当ブログでも紹介した、5月19日(土)発売の Stereo 編 ONTOMO MOOK 「快音! 真空管サウンドに癒される」特別付録『ラックスマン製 真空管ハーモナイザー・キット』。

その実際の音や、仕組みなどは来週発売予定の「Stereo」2018年5月号に詳しいのでそちらに譲りますが、このブログでは本日到着した最終版の実物を組み立ててみた所感を紹介したいと思います。

必要となる工具は、ドライバーだけ

基板・真空管・シャーシなどをネジで組み立ててゆくだけで完成できるよう工夫されています。工作が得意な方ならば、手順書がなくてもネジさえ注意すればある程度直感的に組み立てることができてしまうかもしれないくらい、シンプルな構造です。

組み立ての所要時間は約1.5~2hといったところでしょうか。ハンダ付けなどの工程もないので、集中してやれば1時間前後でもできてしまうかもしれません。

唯一、組み立ての中で手間取ったのがネジ止めの部分くらい。似たようなネジがいくつかあるのでそれを間違えないようにするのと、ズレが生じないようにしっかりとねじ込むようにネジをまわしてゆく作業が少々大変だな思われるかもしれません。

しかしながら、組み立て終わって電源を入れたその瞬間。淡く光るオレンジの光が、それまでの苦労を「作ってよかった!」という思いにすり替えてくれました。少し部屋を暗くして、その真空管のあたたかな光にしばらく見入ってしまったほどの、まるでパーツからすべてを自作したかのような謎の充実感。笑

これは「作る過程が楽しい、作った後も感動する」、なんだか付録の原点のようなモノだなと体感しました。

キットを組み立てながら、今回の付録を企画した新編集長に雑談がてら色々と聞いてみました。

前回のブログでは、まるで企画から実現まですんなり事が運んだように書いていますが、実はこうして形になるまで実に3年ほどの時間を要したといいます。かつて社内で真空管の企画が持ち上がったことがあるものの、もろもろの事情から保留となってしまい、それでも真空管を諦めきれずに、なんとか別の形ででも付録にできないかと温め続けていたこの企画。

そんな折、ひょんな流れでラックスマンさんに相談をしたところ、まるで止まっていた時計が一気に動き出したかのように形となり、社内決議が通り、今回の付録の実現となったということのようです。

信念(執念?)とタイミングの良さが、決め手だったのですね。

音はもちろんお墨付きです。しかし、この作る過程も楽しめる「ワクワク感」と、作った後の「ドキドキ感」は久しぶりに味わったような気がしています。個人的には、大満足です!


 

 

 

 

Stereo 編 ONTOMO MOOK
「快音! 真空管サウンドに癒される」
特別付録:ラックスマン製真空管ハーモナイザー・キット

【発売日】2018年5月19日(土)
【定価】14,040円(本体13,000+税)
【判型・頁数】A4・24頁

≫ 只今好評予約受付中!

お手持ちのシステムにつなげるだけ!? 憧れの真空管サウンドを手軽に手に入れよう!

数々の真空管アンプの名機を手掛けてきたラックスマンによる「真空管ハーモナイザー・キット」を付録としたMOOKが登場します。

キットの内容は、完成基板となるシャーシ、ネジ類、真空管。ドライバーでネジを緩めて組み立てるだけなので、誰でも簡単に必ず完成できます。また、付録キットの応用編として、真空管を交換してさらなる音の変化・向上を楽しむ方法や、真空管で聴きたい音源も紹介。CDやPCの固い音はどうも聴きづらい、と感じておられる方に、ぜひこの真空管ハーモナイザーをお試しいただき、真空管のゆったりしたウォームな音、味わい深い音をご堪能ください。

[主要目次]
・真空管ハーモナイザー・キットを組み立てる
・開発者が語る、真空管ハーモナイザーの音の妙
・ラックスマン 真空管の歴史
・真空管ハーモナイザーをいろんなところで使ってみよう
・真空管ハーモナイザー簡単グレードアップ術
・真空管サウンドで聴きたい、いい音ジャズBEST10


(写真:高橋慎一/文、構成:編集部 「Stereo」2018年4月号掲載記事より)

「真空管サウンドに癒される? 真空管ハーモナイザー? 何やらいかがわしい名前だな」と思われるかもしれない。

誤解を招かないために簡単に説明すると、RACケーブルから入力された音声信号が真空管回路を通ることによって、真空管の音をまとって出力されるというもので、積極的に音を変化させるいわばエフェクター的なものだ。

つまり、解像度を上げるとか、そういった類のものではない。これはかつてCDが登場したころに、そのデジタル音を嫌って登場した、真空管バッファーアンプやライントランスといったものと同じようなものと考えていただければと思う。では、なぜ今さらそのようなものを付録として世に出すことになったのか。

▲ シャーシと完成基板板をネジで組み立てるだけなので誰でも作ることができる

なぜ今、真空管ハーモナイザーなのか?

ご存知の通り、今、世の中はアナログブームに沸いている。

これは先述した、アナログからデジタルへの変革期と全く逆の現象である。曰くレコードの音は、太くて濃くて素晴らしい。これは確かに一理ある。自分もやはりアナログしかない時代のものはアナログレコード、しかも所謂オリジナル盤で聴くのが一番好きだ。

しかし、CDが普及した90年代以降は、LPのプレス枚数は少なく非常に高価。しかもCDを主としてアルバムが作られているので、レコードの音がCDに比べてイマイチなんてこともザラだ。最新のデジタル録音でできたLPなんて、CDと全く変わらないような音のものも多い。そのような音源はハイレゾが最もいいのかもしれない。つまり、その時代のフォーマットのものが一番ベストだと思う。なんでもかんでもレコードが一番音がいいと決めつけるのは、とても短絡的な考えだろう。

以上の思いから、全く個人的な話になるが、CD でしか出てない音源はCDで聴くしかない。それがオープンテープで録音されたような古い時代の録音の場合、「これがもしアナログだったらなぁ・・・」なんていうフォーマットによる違和感の中でずっと悩まされてきた。

そこで、CDやその他のデジタル音を真空管を通してアナログっぽい音にするものができないかと、ダメ元で、素晴らしい真空管アンプを手掛けてきたラックスマンに依頼することにした。すると、なんと二つ返事で「OK」。同社の懐の広さにはただただ感服だ。

▲ リア、入出力端子(RCA)と電源ケーブルソケット(メガネタイプ)

付録を超えたクォリティ

試作機を拙宅で試した。音を出した瞬間に笑みがこぼれた。「さすがラックスマン」

多少は覚悟していた音の劣化が感じられない。そして真空管の音のイメージ通り、全体的に音が濃くなり、エッジはほぐれる。各楽器が立体的に躍動する。まるで音楽のノリが違う。ボーカルのウェット感は悶絶モノだ。物置で埃をかぶったCDを引っ張り出して、むさぼるように聴きなおしてしまった。シャーシの窓から見える真空管の光も愛らしい。

CDフォーマットの歴史は長い。今まで買い集めたCDが「今さら音が悪い」なんて言われちゃあんまりだ。このハーモナイザーで再びCDを聴いてみてはいかがだろう。


▲ 電源は専用設計のトランスをマウントした本格仕様

■ キット内容物

・基板(完成品)
・シャーシ(上下左右)
・パワースイッチ+基板、ACコード
・真空管(12AU7)、

・ネジ一式
・ゴム足
・基板シャーシ固定用リベット

・シャーシサイズ:180(W)×80(H)×90(D)㎜
※足、ノブを含まず

【お断り】ここに掲載している写真は試作機です。実際の仕様は若干異なる事があります。


 

 

 

 

Stereo 編 ONTOMO MOOK
「快音! 真空管サウンドに癒される」
特別付録:ラックスマン製真空管ハーモナイザー・キット

【発売日】2018年5月19日(土)
【定価】14,040円(本体13,000+税)
【判型・頁数】A4・24頁

≫ 只今好評予約受付中!

【新商品】無垢キューブ・インシュレーター 発売開始!

無垢のカリン材を25mmの正方形にカットし、そこにステンレス鋲を打ったインシュレーターです。カリン材の面、ステンレス鋲の面、どちらに設置するかは、音の好み次第!

オーディオライターのゴン川野氏は、実際にこの商品を試して下記のように評価しています。

「カリンは密度が高く非常に硬い木材です。片面にステンレス鋲を打ち込むことでスパイクを使った点接点に近い効果を狙っています。このインシュレーターを使うことで、低域のこもりを解消してヌケのいい音が得られます。また、音像定位がシャープになり、音の粒立ちが際立ちニュアンスがよく分かります。ボーカルはなめらかで厚みがあり、音色はニュートラルです。ステンレス鋲を下側にすると粒立ちとヌケの良さが強まります。」

▲インシュレーターのステンレス鋲を上向きにして「Ishida model」を置いた例(3つ使用)。

▲インシュレーターのステンレス鋲を下向きにして「Ishida model」を置いた例(3つ使用)。


無垢キューブ・インシュレーター 6個セット

・サイズ:W25×H30×D25mm(ステンレス鋲を含む)×6個セット
・販売価格:4,800円+税
お求めはこちら

オーディオの総合月刊誌「stereo」2018年4月号、好評発売中!

 

 

 

 


■ Stereo 2018年4月号

【定価】¥972 (税込)
【判型】B5
【発行】2018年3月
【商品コード】051804

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【特集】

賢者の選択!プリ・メインアンプ再考

1.国産高級プリ・メインの世界(石田善之)  「プリ・メインとセパレートアンプを聴き比べる」
2.徹底試聴で見えてきた! 国内5ブランド・12製品の立ち位置(山之内 正)
3.海外中級プリ・メインの魅力を探る(生形三郎)

・イクリプス・タイアップ企画 いい音で聴きたい、毎日を!ゲスト:大貫憲章さん
・カートリッジ物語「プラタナス」(井上千岳)
・[短期連載]「サブロク1枚対決 快作誕生の軌跡・最終回」(須藤一郎)
・[新連載]オヤイデ近藤のオーディオボヘミアン
・音の余白に(岩出和美)


Stereo試聴室★話題の新製品を聴く

(石田善之/生形三郎/鈴木 裕/須藤一郎/角田郁雄/福田雅光/藤岡 誠/山之内 正
:遠藤正奥[解説])

・[SACDプレーヤー] エソテリック K-03Xs
・[プリ・メインアンプ] ミュージカルフィデリティ M3si/マッキントッシュ MA252/ソウルノート A-2
・[スピーカーシステム] B&W 705S2


連載

・藤岡 誠の組み合わせの世界(藤岡 誠)
・ザ・グレート・コンポーネント
・「フォーカル・ブランド最新動向」(潮 晴男)
・音の見える部屋 オーディオと在る人 今月の人:関口雄仁さん(田中伊佐資)
・いい音いい場所いいお店「ユニティ」(上田高志)
・MJGミュージック・ジャケット・ギャラリー (植村和紀)

・新製品ニュース(遠藤正奥/峰尾昌男)
・テラシマ円盤堂(寺島靖国)
・音溝に刻まれた昭和流行歌史(篠田寛一)
・ロック・ポップイワタ塾(岩田由記夫)
・今月の変態ソフト選手権(炭山アキラ+高崎素行)
・オーディオを科学する「フォノイコライザーの形式」(柴崎 功)
・使い方を知る~オーディオの新常識~ (福田雅光)
・5月発売MOOK付録!ラックスマン/真空管ハーモナイザーKIT
・BonnesNotes DRESSING体験イベントレポート(炭山アキラ)
・ヴィニジャン~アナログの壺~(田中伊佐資)
・クラフト・ヴィンテージ (キヨトマモル)
・TOPIC 特許機器ウインドベル
・火の鳥電機(峰尾昌男)
・FAL特別仕様のアンプとDACを聴く(林 正儀)
・イベント/バックロード試聴会&マークオーディオ試聴会
・クラフトイベントレポート(生形三郎)


注目製品ファイル

【1】ロクサンK3CDP+K3INT(小林 貢)
【2】ヤマハ NP-S303(村井裕弥)
【3】ファルコンオーディオ LS3/5A
【4】マイテックデジタル マンハッタン2DAC/Preamp(鈴木 裕)
【5】スタジオ・フランコ・セルブリン LIGNEA(井上千岳)


ステレオ・ディスク・コレクション

・今月の優秀録音(福田雅光)
・今月の特選盤(石田善之/貝山知弘/鈴木 裕/田中伊佐資/村井裕弥/広瀬大介)

・今月の話題盤
[クラシック](浅里公三)
[ジャズ](市川正二)
[ロック・ポピュラー](宇田和弘)
[日本のポピュラー](増渕英紀)


・今月ののSACD~復刻盤編(岩間哲男)
・私の特選!ミュージックファイル 今月の選者:本間孝男
・次号予告
・BOOKS
・TOWNS


編集部だより

 本号の特集は「賢者の選択!プリ・メインアンプ再考」である。狙いは、オーディオファンの中で、ちょっと格落ち感をもって語られることの多いプリ・メインの魅力にスポットを当てようというものだ。

 オーディオブーム初期の1960年代後半は、ファンの主流は総合アンプというかレシーバーを使うことが多かった。そして全盛期はプリ・メインアンプが牽引してきた。そしてオーディオの音質競争が激化したころから、内外問わず、セパレートアンプを良しとして、プリ・メインアンプを下に見る傾向が出始めた。裕福になったというか、オーディオにかけるお金が増えたわけだ。


 もちろん米国ハイエンドが席巻したこともその要因のひとつだ。彼の国のオーディオファンは性格純粋で、ひときわ音楽への憧憬も高く、結果として音質最優先のコンポを追求した。その行き着いたところがセパレートアンプであった。さらにその住宅環境である。知っての通り家が広いのである。ということでコンポの数や大きさにはあまり頓着しない、状況もあったから、ハイエンドはセパレートということになった。


 加えて、オーディオの大きなマーケットである米国に進出を目論む欧州勢も同様の指向を持った。そして国内はどうしても米国に影響されやすいので、住宅問題こそあれ、セパレート指向となっていった。


 しかしこの数年、各社プリ・メインアンプの拡充が著しい。住宅環境の問題を再認識して、コンパクト化、ダウンサイジング化も大きなテーマである。さらにはファンの老齢化の問題も大きい。つまり取り回しのしやすさ、そしてコストセービングなどを重視するといったことも起こっているようだ。


 本特集でそのプリ・メインの魅力を、3つの角度から取りあげてみた。第一は国産高級プリ・メインの世界を探り、同ブランドのセパレートとの音質比較することにより、シンの実力に触れること。第二は徹底試聴で、 国内5ブランド、12製品の個性をあらわにしていこうという企画だ。また第三は魅力の海外個性派中級プリ・メインの紹介となる。


 欧州ではシンプルなプリ・メインが標準で、小さなボディでそれぞれの主張を体現している。例えて言えば米国ハイエンドが散文なのに対して、欧州ハイエンドは定型の美を備えるといって良いのだろう。ここではそのまとめ方の方向性を探っている。


 本号のカートリッジ物語は、若きMCカートリッジビルダーの助廣哲也氏のプラタナスブランドを取りあげている。

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オーディオの総合月刊誌「stereo」2018年3月号、好評発売中!

 

 

 

 


■ Stereo 2018年3月号

【定価】¥972 (税込)
【判型】B5
【発行】2018年2月
【商品コード】051803

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【特集】

音の掘り出し物を探せ!
~いま一度、注目すべきその存在・その機能

・使い勝手も発展性も言うことなし! ? “2点セット”という選択(ゴン川野)
マイクロ・コンポで再発見。凝縮されたオーディオの楽しみ(ゴン川野)
・何やらすごいらしい…ラズベリー・パイを味わってみよう(生形三郎)
・全ての帯域を俺好みに~ハイパー玩具「チャンネルデバイダー」試用レポート~(生形三郎)
・特別企画 『ステレオ時代』本誌コラボ 「何か楽しい音を聴かせてくれませんか?」
 無差別級冬季オーディオ格闘技
貝山知弘先生を悼む(岩出和美)
・【不定期連載】日本縦断パラゴンの旅・2度目の日本縦断後編(村井裕弥)
・カートリッジ物語「オーディオテクニカ」(井上千岳)
・【特別企画】「サブロク1枚対決 快作誕生の軌跡(5) 『Shuttle88』製作記」(佐藤勇治 [ワイエス クラフト] )
・音の余白(ディナウディオ&フォルクスワーゲン・コラボ、他)


Stereo試聴室★話題の新製品を聴く

(石田善之/生形三郎/鈴木 裕/須藤一郎/角田郁雄/福田雅光/藤岡 誠
山之内 正:遠藤正奥 [解説] )

・[ MCカートリッジ ] アキュフェーズ AC-6
・[ アナログプレーヤー ] マークレビンソン No515
・[ フォノイコライザー ] トライゴン VANGUARDⅢ
・[ CDプレーヤー ] ミュージカルフィデリティ M3scd
・[ コントロールアンプ ] ラックスマン CL-38uC
・[ ステレオ・パワーアンプ ] ラックスマン MQ-88uC
・[ スピーカーシステム ] B&W 706S2


連載

・サウンドフォーカス ウルトラアートレコード発進
・ザ・グレート・コンポーネント
・オーディオリサーチ「ファンデーションシリーズ」
・音の見える部屋 オーディオと在る人 今月の人:橘 哲哉さん(田中伊佐資)
・いい音いい場所いいお店「映画館」(上田高志)
・藤岡 誠の組み合わせの世界
・MJGミュージック・ジャケット・ギャラリー(植村和紀)

・新製品ニュース(遠藤正奥/峰尾昌男)
・テラシマ円盤堂(寺島靖国)
・音溝に刻まれた昭和流行歌史(篠田寛一)
・ロック・ポップイワタ塾(岩田由記夫)
・今月の変態ソフト選手権(炭山アキラ+高崎素行)
・オーディオを科学する「コンセント差し込み式フィルター」(柴崎 功)
・使い方を知る~オーディオの新常識~(福田雅光)
・オーディオ・エクスプローラー 新たな音世界を求めて(生形三郎)
・ヴィニジャン~アナログの壺~(田中伊佐資)
・クラフト・ヴィンテージ(キヨトマモル)
・火の鳥電機(峰尾昌男)


注目製品ファイル

【1】ロクサンRADIUS7+NIMA(小林 貢)
【2】フェーズメーションT-2000(井上千岳)
【3】アバンギャルドTRIO CLASSICO XD+2 BASSHORN XD(林 正儀)
【4】キャッスル Richmond Anniversary(井上千岳)
【5】マッキントッシュ MA252(須藤一郎)


ステレオ・ディスク・コレクション

・今月の優秀録音(山之内 正)
・今月の特選盤(石田善之/林 正儀/鈴木 裕/田中伊佐資/村井裕弥/広瀬大介)
・今月の話題盤([クラシック](浅里公三)/[ジャズ](市川正二)/[ロック/ポピュラー](宇田和弘)/[日本のポピュラー](増淵英記))


・今月ののSACD~復刻盤編(岩間哲男)
・私の特選!ミュージックファイル 今月の選者:生形三郎
・次号予告
・LP新譜情報 ゲスト:田中伊佐資
・BOOKS
・TOWNS


編集部だより

 今号の特集は話題の狹間にあってチープシックなコンポの特集とした。ファンの皆さんが共通して実感するのは、近頃のコンポの高額化である。これは内外問わずの状況で、4桁万円の製品が出始めるに至って、かつてのトップエンドが中級品の価格帯と思えるほどである。

先日フォルクスワーゲンがディナウディオのカーオーディオが装備された限定仕様車を発表した時のことだ。ゴルフバリアントやゴルフなどに装着されるわけだが、その税込み金額が300万円台である。その金額に関して某オーディオ誌の女性編集者が、オーディオ業界にいると、買える価格に思えるといっていたのが印象的だった。もちろんクルマはその後の付帯経費が馬鹿にならないから、一概に比較は出来ないのは事実。しかしそう思うのも宜なるかな。

 ということで、本誌の原点に立ち返り、ハイCPを重視した企画を実施した。テーマは「安くてもいい音のコンポを探す」、「自作も含めて、拾いものを探す」という視点となる。

 他の企画で特に注目していただきたいのは、レギュラー企画「サウンドフォーカス」で話題の新レーベル『ウルトラアート』に関してである。ウルトラアート(UA)レコードは昨秋立ち上がったばかりのレーベルで、オーディオ評論家の潮 晴男氏と麻倉怜士のプライベイト企画である。お二人の名字の頭文字を取ってUA、転じてウルトラアートという意味らしい。最初のCDが「エトレーヌ/情家みえ」。女性ジャズボーカリスト情家みえが山本剛を始めとする手練れのパーソネルを率いたアルバムである。

 さて同レーベルの特色はというと、まさにオーディオ評論家の我が儘を尽くした録音およびディスク化ということになる。一発録音編集なしの録音をUHQCDに落とし込んだという。つまり演奏のライブ感やタイム感にブレのないCDということらしい。詳しくは本誌を参照して欲しい。

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訂正

※2018年2月号に掲載された炭山アキラ氏設計「サマリー」の改訂版をこちらにて公開しております。http://stereo.jp/?p=2909

そうだ、JAZZでも聴こうか。ONTOMO MOOK「テラシマ円盤堂」は2/19発売!

「音でジャズを聴く」をテーマにした、元吉祥寺のジャズ喫茶Megの店主、そしてジャズ評論家の寺島靖国さんが主人公のMOOKです。主な内容としては月刊のStereo誌に連載された「テラシマ円盤堂」とレコード芸術誌の連載「音のいいJAZZ CD」の約4年分をまとめた総集編ものです。全体にジャズサウンドをいい音で楽しむ、寺島流のジャズ・オーディオの世界満載です。寺島さん推薦の音のいいCD、寺島さんのジャズオーディオライフ、オリジナルのテラシマレコードの紹介、Megジャズ・オーディオ愛好会の報告、『四谷いーぐる」のマスター後藤雅洋氏との対談などを収録しています。

■主要目次
・総集編 Stereo誌連載「テラシマ円盤堂」、レコード藝術誌連載「クラシック・ファンのための音のよいJAZZ CD」
・巻頭言 私のジャズオーディオ「オーディオでジャズを楽しむ趣味」
・テラシマ選ジャズオーディオ世界遺産・この音を聴け ベスト10(CD)
・自宅とMEGのオーディオシステムを語る
・対談 「古代ジャズオーディオと現代ジャズオーディオ」山之内正・鈴木裕 他

Stereo 編 ONTOMO MOOK 「寺島靖国 テラシマ円盤堂 ~曰く因縁、音のよいJAZZ CDご紹介」
【定価】 1,620 円 ( 本体1,500 円)
【判型・頁数】 B5・176頁
【発行年月】 2018年2月
【ISBNコード】 9784276962767
【商品コード】 962760
≫ ご予約・注文はこちらから

※寺島靖国氏は、Stereo誌にて「テラシマ円盤堂」、レコード藝術誌にて「クラシック・ファンのための音のよいJAZZ CD」を好評連載中です。

MOOK付録スピーカーユニットで競い合う! 「第8回 自作スピーカーコンテスト」 受賞作品はこれだ

去る2017年12月16日、東京神楽坂にある「音楽の友ホール」にて、音楽之友社月刊ステレオ主催の「第8回 自作スピーカーコンテスト」が行われました。

読者が付録のスピーカーユニットで競い合う自作スピーカーコンテストは、年に一度ずつ回を重ね、今回で早や第8回目。今回のレギュレーションは、2017年7月に発売されたムック「これならできる特選スピーカーユニット パイオニア編」の付録スピーカーユニット「OMP-600」。

前回同様、「一般部門」「シンプルワーク部門」「匠部門」の3部門で応募受付を行なったところ、この6㎝径フルレンジの料理に挑んだ212通もの応募が、受付締切日までに寄せられました。

ここでは6人の審査員による審査を経て見事受賞の栄冠に輝いた9作品と、「作品展示&試聴会・授賞式」(詳細レポートは「Stereo」2018年2月号掲載)にて行なわれた来場者投票により決定した「来場者が選ぶ№1スピーカー」第1位作品を紹介します。


審査員

向かって右から 石田善之氏、須藤一郎氏、佐藤勇治氏(ワイエス クラフト)、小澤隆久氏、野原光久氏(パイオニア株式会社)、岩出和美(「Stereo」誌編集長)



「一般部門」 第1位
当日の来場者投票による「来場者が選ぶ№1スピーカー」第1位
尾崎 彰さん作『OJJ SOUND 2017エントリーMODEL』

「オーソドックスなバスレフ方式ながらしっかりとしたフレーム構造で、バッフル素材の選び方やラウンドした側面など工作精度も見事。素人の域を脱したペイントも美しい。歪み感、雑味感を伴うことのない充分な低域のエネルギーがあり、音は今回もっとも素晴らしい出来栄えだった」(石田・評)


「一般部門」 第2位 後藤義博さん作『小さなダンプ』

「往年の銘機、テクニクス7のウーファー部構造をキャビネットの参考に、充分な低音再生を実現している。板厚は30㎜もあるが響きが自然で素晴らしくバランスのとれた音質を評価。名前の通り小型で重量感溢れる作品」(佐藤・評)


「一般部門」 第3位 大嶋和彦さん作『小鳥ちゃん』

「3㎜厚のシナ合板を用いたコンパクトサイズのバックロードホーン。工作の精度も高く仕上げも美しい。低域の音圧が心地よく伝わってくる。低重心な音場をベースに艶っぽさを秘めた音像のしなやかな質感も好印象である」(須藤・評)


「シンプルワーク部門」 第1位 渡辺陽太さん作『prot 1』

「音の分離が良く、各楽器の音色の違いがよくわかった。教会の残響(試聴時の音源)も濁りがなくきれいに響き、ボーカルも品位を感じる音。ユニットを後方からも支えた効果や、丁寧に音質調整を行なったことが感じられる良い作品だった」(小澤・評)


「ワンダフルで賞」 塚田郁男さん作『愛犬型スピーカー [ブヒブヒ] いやしMAX』

「飼い犬がモデルで、耳はリフレクターという発想の遊び心と工作の楽しさを結びつけたポイントを評価したい。頭部分は五角形、胴は八角形だが、内部はボイド管を巧みに活用してLR二分割。ダブルバスレフで充分な低音感が得られている」(石田・評)


「パイオニア賞」 海老沢 正さん作『福音電機 六型拡声器』

「“サイレンサーモジュール”という斬新的な方式を取り入れた作品で、その理論は特に背圧の高い今回のスピーカーには有効であると思います。音の面では特定の帯域が強調されることもなく、特にジャズ系のソースで音の粒立ちも良く、心地よい鳴りっぷりでした。今後さらに追い込んでもらい、当該手法の確立を期待します」(野原・評)


「パイオニア賞」 砺波浩二さん作『目が点』

「積層板で造形されたキャビネットは大変ユニークで、手づくりでしか表現できない独創性を感じさせる形状となっています。音質は大変バランスの取れた音づくりになっており、どのジャンルのソースも心地よく聴くことができました。造詣手法と音の方向性について、今後の参考になる作品でした」(野原・評)


「ステレオ賞」 田中敏文さん作『DD Boombox [なきむしロボット] 』

「左右一体型のラジカセ型スピーカーに小型アンプを組み合わせたモデル。左右の仕切り壁が変形であること、バスレフポートが伸縮するあたりにベテランの味が垣間見える。そして充実したステレオ再生を実現、文字通りステレオ賞とした」(岩出・評)


「敢闘賞」 柏木 健さん作『置き方色々、和の風合い、陶器スピーカー』

「陶器の肌触りや美しい紋様が素敵な球形のバスレフタイプ。自然な音場の展開が好印象である。音域のバランスも素直で美しい。ジャズボーカルの艶っぽさを秘めたハスキーさの雰囲気も心地よい。オケの迫力にも負けない」(須藤・評)


オーディオライターゴン川野氏による本コンテストの詳細と、審査通過全作品は「Stereo」2018年2月号をご参照ください。なお、「匠部門」は全体のレベルが上がったためかコンテスト史上初の「該当なし」となりました。

オーディオの総合月刊誌「stereo」2018年2月号、好評発売中!

 

 

 

 


■ Stereo 2018年2月号

【定価】¥972 (税込)
【判型】B5
【発行】2018年1月
【商品コード】051802

 >> 本誌のお買い求めは こちらから


【特集】
この音を、聴け
あなたのオーディオライフを変えるかもしれないこの3枚

(ピーター・バラカン/生島 昇/石田善之/宇田和弘/生形三郎/岡崎正道/篠田寛一/鈴木 裕/炭山アキラ/高橋慎一/武田清一/田中伊佐資/田中宏和/富澤一誠/中澤十志幸/福田雅光/古俣 修/前泊正人/増渕英紀/峰尾昌男/編集部)

・「来場者が選ぶ№1スピーカー」も発表! MOOK付録スピーカーユニットで競い合う! 第8回自作スピーカーコンテスト受賞作品はこれだ!
・[不定期連載] 日本縦断パラゴンの旅・2度目の日本縦断中編(村井裕弥)
・カートリッジ物語「ゴールドリンク」(井上千岳)
・[特別企画]「サブロク1枚対決 快作誕生の軌跡④」(小澤隆久)
第8回自作スピーカーコンテスト作品展示会・授賞式詳細レポート(ゴン川野)
新作バックロード「サマリー」登場!~共立電子イベントレポート~(炭山アキラ)


Stereo試聴室★話題の新製品を聴く

(石田善之/鈴木 裕/須藤一郎/角田郁雄/福田雅光/藤岡 誠/山之内 正:遠藤正奥 [解説])

・[SACDプレーヤー] マッキントッシュ MCD350
・[フォノイコライザー] CSポート C3EQ
・[モノーラル・パワーアンプ] フェーズメーション MA-1500
・[スピーカーシステム] B&W 707S2/クリプトン KX0.5/ダヴォン Studio


連載

・藤岡 誠の組み合わせの世界
・音の見える部屋 オーディオと在る人 今月の人:磯 恭一さん(田中伊佐資)
・いい音いい場所いいお店「アンダンテラルゴ」(上田高志)
・MJGミュージック・ジャケット・ギャラリー(植村和紀)

・新製品ニュース(遠藤正奥/峰尾昌男)
・テラシマ円盤堂(寺島靖国)
・音溝に刻まれた昭和流行歌史(篠田寛一)
・ロック・ポップイワタ塾(岩田由記夫)
・今月の変態ソフト選手権(炭山アキラ+高崎素行)
・オーディオを科学する「新録音や新レーベルなど制作最新動向」(柴崎 功)
・使い方を知る~オーディオの新常識~(福田雅光)
・オーディオ・エクスプローラー 新たな音世界を求めて(生形三郎)
・ヴィニジャン~アナログの壺~(田中伊佐資)
・クラフト・ヴィンテージ(キヨトマモル)
・音の余白(岩出和美)
・火の鳥電機(峰尾昌男)
・TOPIC イベント&新店舗


注目製品ファイル

【1】ワーフェデール Diamond 11.1(井上千岳)
【2】エステロン YB(山之内正)
【3】ゴールドリング E1、E3(小林 貢)
【4】アキュフェーズ AC-6(井上千岳)
【5】ダイヤトーン DS-4NB70(鈴木 裕)
【6】ヤマハ R-N803(生形三郎)
【7】タンノイ EATON(林 正儀)


ステレオ・ディスク・コレクション

・今月の優秀録音(峰尾昌男)
・今月の特選盤(石田善之/貝山知弘/鈴木 裕/田中伊佐資/村井裕弥/広瀬大介)
・今月の話題盤
 [クラシック](浅里公三)/[ジャズ](市川正二)/[ロック・ポピュラー](宇田和弘)/[日本のポピュラー](増渕英紀)
・今月のSACD~復刻盤編(岩間哲男)
・私の特選!ミュージックファイル 今月の選者:広瀬大介
・次号予告
・LP新譜情報 ゲスト:田中伊佐資
・BOOKS
・TOWNS


編集部だより

 いつもの年であれば、「年間ベストソフト」セレクションを実施しているのだが、今年は若干趣向を変えている。

例年はレギュラー筆者による、前年度のベストセレクションというコンセプトであった。これはひとつの伝統といえるのだが、回を重ねる度に、そのセレクションはある程度固定した範囲から選ばれるようになり、若干変化に乏しいきらいも出てきた。そこで今年の特集としては、筆者を見直しをはかり、その筆者のオリジナルのテーマという視点でセレクトする企画とした。

 今回の新しい筆者としてピーター・バラカンさんと田中宏和さん、高橋慎一さんが参加している。ピーターさんはご存知の通りブロードキャスターであり音楽評論家。常に新しい音楽注目していると同時に、ジャンルにこだわらない音楽、アコースティック的に面白い音楽を紹介し続けているのは周知の通りだ。オーディオでもいくつかのメーカーとコラボして、定期的なイベント「ア・テイスト・オブ・ミュージック=ATOM」を実施している。

 田中さんは任天堂の初期のゲームから音楽を担当してきたクリエーターであり、多くのヒットを生み出したことで名高い。そして本誌の多くの写真を撮影している高橋カメラマン。カメラマンであると同時に、音楽誌の執筆者であり、映画プロデューサー、音楽プロデューサーとマルチタレントである。近作の映画「キューバップ」は世界的に評価を受けている。もちろんお得意の音楽ジャンルはキューバということで、本誌であまり取りあげることのなかったジャンルを紹介して頂いている。その他レギュラー陣もよりオリジナリティ溢れる選択をしているのでお楽しみいただきたい。

 好評連載の「カートリッジ物語」は英国のゴールドリング社だ。創業110年を超える歴史は、オーディオブランドでも最古といえる歴史を持つ。それより古いというと、国内では日本コロムビア、海外ではウエスタンエレクリックやRCAといった名前が浮かぶ。そんな歴史あるブランドがいまも存続しているのは英国ならではのことがらであろう。そのゴールドリング国内では、あまり認知されることが少なかった。その理由は、アナログオーディオではよりMCの高級なブランドに人気が集中したことが上げられる。またアナログ氷河期に輸入元も多くのアクティビティーを発揮してこなかったことも一因だ。
輸入元がナスペックに変わり、同ブランドの製品群に再度注目があたるようになった。英国流の地味だけど、リーズナブルプライスでハイクオリティという伝統を具現している点が好ましい。本企画ではその詳細についてレポートしている。

>> 本誌のお買い求めは こちらから

オントモ・ヴィレッジ新商品のお知らせ

狭い室内でもオーケストラのスケール感が楽しめる!
クラフトの達人、浅生 昉氏が今年最後に贈る
音場創生型バックロードホーン・キット!

エンクロージュアの部材一式に、フォステクス製8㎝ユニット「OMF800P」、ターミナルと接続ケーブル、内部に貼る吸音材が一式揃ったキットです。各部材は高精度で加工され、部材の接合を容易にするダボ打ち方式が採用され、誰でも楽に組めるように仕立てられています。

ホーンの長さは約1.45m。低い周波数までロードが掛っているので、立ち上がりが早く、厚みのある中低音が得られています。ユニットの2個使用と相いまって、90dBを越える高い能率が得られ、小出力のアンプでもダイナミックレンジの広い再生が可能です。

制作者である浅生氏は、「歪みの少ない綺麗な音質で、弦楽器もボーカルも爽やか。楽器の音像はよくまとまり、きちんと配置される。音場は広く深く高く拡がるので、狭い室内空間でも快適な音を楽しめ、オーケストラのスケール感を引き出すことも可能だ。スリムな形状のトールボーイ形なので、セッティングし易く使い勝手のよいバックロードホーンシステムが、容易に作れる。(「Stereo」2018年1月号より)」と評価しています。

音場創生型バックロードホーン (OMF800P付) ASB8002P / 浅生モデル VI
販売価格20,000円(税込21,600円) ※送料込み

【スペック】
・MDF12mm 10枚×2台
・MDF9mm 6枚×2台(側板、スロート板、段板、バッフル板、ベースプレートに使用)
・サイズ: W112×H612×D252㎜(端子含まず)

【付属品】
・内部配線材
・吸音材
・ネジ
・ダボ
・ターミナル

【特典】
[ フォステクス製8㎝メタルコーン ユニット OMF800P(2ペア分) ]
・形式:8㎝コーン型フルレンジ
・インピーダンス:8Ω
・最低共振周波数:117Hz
・再生周波数帯域:fo~32kHz
・出力音圧レベル:83dB/w(1m)
・入力(NOM):5W
・mo:2.38g
・Qo:0.64
・実効振動半径:3.0㎝
・マグネット質量:112g
・総質量:320g
・バッフル開口寸法:φ79㎜


 

 

 

 

制振したい場所に貼るだけの音質改良アイテム。
diskunion Jazz TOKYOでも取扱実績のある制振材。

シール方式となっており、アナログ関連の制振材として制振したい場所に貼るだけの音質改良アイテムです。大きさによって使い分けができるよう、微動な振動の制振にお勧めの「KUROMARU S」モーターや電源トランスなどの顕著な振動の制振にお勧めの「KUROMARU L」をセットとしました。

「(ダイレクト・ドライブ方式のアナログプレーヤーのシェルトップへの制振材として使用したところ)効果の方は癖もなく、カートリッジの音質を変えることもなくS/N比が上がり、ワイドレンジになります(ヴィンテージオーディオ専門店「VintageJoin」代表 キヨトマモル)」※「Stereo」2017年6月号の連載記事より

音質改良アイテム制振材 “KUROMARU” アナログ系セット(L1袋、S2袋)
音質改良アイテム制振材 “KUROMARU” スピーカー・アンプ系セット(S1袋、L2袋)
販売価格 各3,000円(税込3,240円) ※送料別

【スペック】
・原材料:プラスティック
・販売元:VintageJoin


スペーサーでカートリッジをグレードアップ!
3種類の異なる音質を楽しめるセットです。

「Stereo」連載記事の実験から誕生した、ヴィンテージの自然素材を使用した音質チューニングスペーサー。さまざまな素材で比較試聴した結果、国ごとの素材でその国の特徴である音色に変化することが分かり、その中で特に変化が面白かった3つの素材をセットにして商品化。

カートリッジのさらなる音質改良が手軽にできるアイテムです。シェルとカートリッジの間に挟んで振動係数を変化させることによる、チューニング材です。カートリッジのファーストコンタクトとなるシェルとの接点はとても重要で、カートリッジ自身の振動をコントロールすることにより、音質チューニングを狙います。

音質改良アイテムスペーサー “Armonia SPACER” セット
販売価格 3,000円(税込3,240円) ※送料別

【スペックと評価(キヨトマモル氏による)】

JAZZ・BLUES

・硬質紙(1mm厚)
・アメリカ製 50年代ヴィンテージデニム
「奥行き感が増し、余裕のある音。陰影があり、ブルース感がより出る。」

Roots Rock・Folk Blues
・硬質紙(1mm厚)
・アメリカ製 バンダナ素材ヴィンテージコットン
「古臭いアメリカが来た!って感じ。ブルースの雰囲気がよく出る。グルーブ感、馴染んだハーモニカの音。ナローなサウンド。」

UK Rock・Decca
・硬質紙(1mm厚)
・アイリッシュリネン
「不思議とデッカサウンドのような艶のある着飾ったサウンドになりました。ブリティッシュ系には合いそうです。」


「オントモ・ヴィレッジ オンラインショップ」では、この他にもお得で魅力的な商品を多数取り扱っています。現在、キャンペーン実施中!キャンペーン詳細はこちらをご覧ください。

※オンラインショップ年末年始の営業についてのお知らせ

2017年12月29日(金)から2018年1月4日(木)まで、当ショップは冬季休業期間となります。そのため、休暇中にいただいたお問い合わせ、および ご注文につきましては、2018年1月5日(金)以降の対応とさせていただきます。

また、年内の出荷は2017年12月28日(木)10:00までに頂戴したご注文までとさせていただきます。10:00以降のご注文は、2018年1月5日(金)以降、順次出荷の対応とさせていただきますので予めご了承ください。

「パッシブラジエーター型エンクロージュア・キット」製作記(番外編)

「オントモ・ヴィレッジ オンラインショップ」で販売しているキヨトマモル氏設計による『パッシブラジエーター型エンクロージュア・キット』。当初予定していたより素材入手に手間取ってしまい発送が遅くなってしまいましたが、注文された方は既に作り始めているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「Stereo」2018年1月号では、連載記事「craft vintage(クラフト・ヴィンテージ)」にて “MDFエンクロージュアを簡単塗装” と題してその塗装の様子が紹介されていますので、是非参考にしてください。

今回は、その『パッシブラジエーター型エンクロージュア・キット』を作る上で、実際にスタッフが「やってしまった」失敗例を紹介したいと思います。実に素人くさい失敗をしていますが、そうは言っても人は失敗から学ぶもの。みなさんには失敗をしてほしくないので、「あはは、ばかな失敗してやがる」「こんな失敗するやつが組み立てても出来るんだったら、自分ならもっと上手にできる」とご照覧いただけましたらば、その失敗も報われるというものです…。

※過去の記事もよろしければ併せてご覧ください。

製作記その1「準備から箱の組み立てまで」
製作記その2「パッシブラジエーターを作る」
製作記その3「完成まで」
続編「仕上げでこんなに変わった!」


CASE1:桟が合わない!

撮影用に急いで組み立てているので若干ずれている部分があるのはご容赦いただきたいのですが、これがまあひとつの完成形。前板、天板、側板、底板に、パッシブラジエーター部分を挿させる「桟」の部分を取り付けたところです。

弊社が作成した「組み立て手順書」内で言うと『Step1』の(6)の作業となりますが、

この部分、ぴっちり組み合わさるはずが…
合わない!! 「桟【長】」が、どうしてもはまらない!!

天板、側板、底板をきっちりボンド付けしたはずが、どうも微妙なズレが生じていたようで、それに気づいたときは時すでに遅し。ボンドが乾いてしまっていて、板はもうどうにも動かせない状態となってしまいました。

結局、「桟【長】」を紙ヤスリで研磨してはめることに。最初は「まあ、ヤスリでキレイに削ればいいでしょう」程度に考えていたのですが、いざやってみると桟が小さくてまっすぐ削れないし、外から見える部分ではなかったのが幸いでしたが、それにしても削りすぎて隙間も出来てしまうしでトホホなことに…↓

【結論】「組み立て手順書」内の『Step1』はボンドが乾く前に、一気に仕上げるべき!


CASE2:オニメナットの向きが逆!

ひとつ前の写真の時点で既にお気づきになった方も多いかと思いますが、オニメナットを受ける桟の向きを逆に付けてしまいました。どうしてボンドを付けて板にはめる、まさにそのときに気付かなかったのか…。あのときに戻って、板にはめようとしている自分の手をガシッとつかんで「おいっ!違うだろ!」と言いたい…。

最初の写真に戻りますが、正解はこれですよね。オニメナットの部分は外側ではなく、内側になるようにしないと強度が出なくなってしまいます。

【結論】「オニ」は外…ではなくて、内!


CASE3:パッシブラジエーター木目の向きがバラバラ!

自分でここまで作ることができたのが嬉しくて、スタッフのひとりに「できましたよー!」と自信満々で見せたところ、「これ、なんでパッシブラジエーターの木目の向きが同じ方向を向いてないの?」という非情なる第一声。

おーっ! 確かに…!  言われるまで気付かなかったというのも恥ずかしいけれども、そうゆうところもちゃんと意識してこその自作だよな、と猛省。

「組み立て手順書」『Step2』の(11)の作業では、左右の向きに気を付けてください。

【結論】
上(じゃなくてもいいけど)を向いて貼ろう、(情けなくて)涙がこぼれないように!


CASE4:マホガニーツキ板シール、バックボード紙を失敗してしまった!

「組み立て手順書」『Step2』の(7)と(8)のパッシブラジーエーター部分の作成には特に気を付けて取り掛かっていただきたいのですが、それでもやはり失敗してしまうこともあると思います。私も、最初は緊張していたからか失敗せずにくりぬくことができましたが、二回目は油断したのかまったく上手くくりぬくことができずに、せっかくの素材をダメにしてしまいました。

また、今回は別素材でもお試しいただきたく交換用のバッフルとウレタンエッジをお付けしています。今回の「マホガニーツキ板シール」や「バックボード紙」はどこで入手したらよいのか、ここでお伝えしておきたいと思います。

「マホガニーツキ板シール」 サイズは1セット分でしたら「SSサイズ」で充分です。
「バックボード紙」 サイズは1セット分でしたら「A4規格」で充分です。他社製品でも「1mm厚」でしたら問題ありません。色も音質には関係ありません。主に画材屋さんで取り扱っているようです。


ここに掲載しているのは私個人の失敗をもとにしております。ある程度工作に慣れている人はこんな基本的な失敗をすることなく、もっと簡単に仕上げることができるキットですので、どうぞ安心してお買い求めいただけたらと思います!

パッシブラジエーター型エンクロージュア・キット(2018年2月10日までは「OMP-600」付)

■ 販売価格9,000円(税込9,720円)
■ MDF9mm カット一式 10枚×2台
■ サイズ: W166×H215×D112㎜(端子含まず)

※年内の発送は12月28日12:00までにご入金いただいたご注文分までとさせていただきます。